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楽器が人を殺した? 赤川次郎さん〈音楽×ホラー×サスペンス〉『哀愁変奏曲』が刊行

赤川次郎さんのホラー短編集『哀愁変奏曲』が徳間文庫より刊行されました。

 

楽器が人を殺した? 鳴り響くのは復讐の旋律

 
【あらすじ】

作曲家を夢みる二十五歳の石井栄志。コンクールでは落選が続き、家にはピアノもないほど貧しかった。と、そこに届いた本物のピアノ!

送り主である音楽事務所の片岡が訪ねてきて、歌謡曲の編曲をして欲しいという。生活のために引き受けた石井は、人気歌手の進藤あゆみの曲を手がけることになり……(「ささやくピアノ」)。

人生は音楽と共にある。哀愁漂うホラーサスペンス六篇を収録。

 
<収録作品>

「ささやくピアノ」
「イングリッシュホルンの嘆き」
「シンバルの鳴る夜」
「弦の切れる日」
「ハープの影は黄昏に」
「幻の鼓笛隊」

 

著者プロフィール

赤川次郎(あかがわ・じろう)さんは、1948年生まれ、福岡県出身。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。

『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

 

哀愁変奏曲 (徳間文庫)
赤川次郎 (著)

 


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