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短歌AIを開発しながら考えた、人間だけにできること、AIにしかできないこと――『AIは短歌をどう詠むか』が刊行

短歌AI>の開発に心血を注いできた浦川通さんの著書『AIは短歌をどう詠むか』が講談社より刊行されました。

 

「型」と「らしさ」を身につけるには? AIが学んでいく姿から、短歌の面白さも見えてくる!

 
「短歌の海にもぐる 潜水艦のようだ。
AIと見る創作の風景は、とってもスリリング。」
――俵万智さん

令和の世で、空前のブームとなっている「短歌」。
そしてもはや私たちの日常にも深く入り込んでいる「AI」。

感情を持っていないはずのAIが、どうやって、まるで人のように短歌を詠めるようになるのでしょうか?
そこで見えてきたAIと人との幸福な関係性とは?

―― 〈短歌AI〉の開発に心血を注いできた、気鋭の研究者がわかりやすく解説。短歌とAI、いずれもへの扉を開いてくれる一冊です。

 

本書の構成

序章 「言葉」を計算してつくる

第1章 〈短歌AI〉とは何か

第2章 型を身につける

第3章 「詠む」前に「読む」

第4章 言葉を飛ばす

第5章 うまく付き合う

 

著者プロフィール

浦川通(うらかわ・とおる)さんは、1988年生まれ、埼玉県出身。メディアアート・広告制作を経て、2019年より朝日新聞社にて自然言語処理の研究開発に従事。

主な作品・仕事に「バイナリカードゲーム」(NTTインターコミュニケーション・センター/2014年)、「意識の辞書」(スパイラル/2017年)、「[穴埋め式]世界ことわざ辞典」(TRANS BOOKS DOWNLOADs/2020年)、「短歌AI」「朝日歌壇ライブラリ」(朝日新聞社/2022年~)など。AI生成を一部に含む連作「バニラ・シークエンス」で第64回短歌研究新人賞最終選考通過。

 

 
【関連】
『AIは短歌をどう詠むか』試し読み|講談社BOOK倶楽部

 


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