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ヒッチコック映画「第十七番」原作小説『すべては〈十七〉に始まった』が初邦訳

アルフレッド・ヒッチコック監督作品「第十七番」の原作小説、J・J・ファージョン著『すべては〈十七〉に始まった』(訳:小倉さなえさん)が論創社より刊行されました。

 

小説『すべては〈十七〉に始まった』概要

 
「結末を知って読めば、おそらく一度目に見落としていた見事なまでの伏線に気づけ、感心することしきりだろう。」
(「訳者あとがき」より)

 
本書は、霧深いのロンドンの街で〈十七〉という数字に付きまとわれた不定期船の船乗りが〈十七番地〉の家で体験した”世にも奇妙な物語”です。

 
【あらすじ】

霧のロンドンで〈十七〉という数字に付きまとわれたベンは寝床を求めて十七番地の空き家へ侵入した。彼を待ち受ける世にも恐ろしい一夜とは……。

 

著者プロフィール

 
■ジョゼフ・ジェファーソン・ファージョン

1883年生まれ、英国ロンドン出身。出版社勤務を経てフリーランスとなり、犯罪小説や戯曲、映画の脚本を数多く執筆した。

その作風はドロシー・L・セイヤーズからも賞賛され、最初期の長編The Master Criminal(1924)は『ニューヨーク・タイムズ』で高い評価を得ている。1955年死去。

 
■訳:小倉さなえ(おぐら・さなえ)さん

英米文学翻訳者。埼玉県出身。訳書に『すべては〈十七〉に始まった』(論創社)がある。

 

すべては〈十七〉に始まった (論創海外ミステリ)
J・J・ファージョン (著), 小倉さなえ (翻訳)

 


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