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好きなものは恋と自分と甘いもの――益田ミリさん『そう来る?僕の姉ちゃん』が刊行

益田ミリさん作『そう来る?僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)

益田ミリさん作『そう来る?僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)

「anan」で連載中の、しっかり姉とおっとり弟の傑作会話漫画、益田ミリさん作『そう来る?僕の姉ちゃん』がマガジンハウスより刊行されました。恋する哲学者・ちはる(姉)と究極の聞き上手・順平(弟)が織りなす、さっきよりちょっと元気になれる148の話を収録。

 

「笑える!」「わかる!」「ホッとする!」。恋に仕事に人生に、様々なテーマで繰り広げられる姉弟トークには毎日をご機嫌に暮らすヒントがたくさん!

「これは僕と、僕の姉による、つかの間のふたり暮らしの記録です。」――。

しっかり者で頭の回転の速い姉と素直でおっとりした弟。真逆のタイプの姉弟は仕事を終え帰宅した部屋で今夜も会話を始めます。恋に仕事に自分なりの軸を持って生きるちはるが、人生に悩む(?)弟に投げかける言葉は名言だらけ。クスリと笑ったり、わかる!と共感したり、なるほど!と納得したり。ふたりの会話を楽しみながら、滋味深い読後感を味わえる、最強の姉弟シットコム(一幕もの)漫画です。

 
雑誌ananで現在も連載中の『僕の姉ちゃん』のシリーズ最新刊。黒木華さん、杉野遥亮さん出演で話題になったドラマは現在もAmazon Prime Videoほかで配信中。

 
【本書のあらすじ】

今巻のちはるは自己肯定感高め。「わたしのことを愛さないと決めて生まれてくる男はいない」、(「人ってなんのために生まれてきたんだろ」と呟く弟に)「生まれてきただけで貢献だらけさ」、(やりたいことはある? と弟に聞かれて)「絶対になにかはある。人ってそういうもんでしょ?」etc…。
人生に悩める(?)弟・順平に向けて飄々と呟く姉・ちはるの揺るぎない自信は、特に大きな根拠からくるわけではないからこそ読む者をホッとさせます。さっきよりちょっと元気になれる全148エピソード!

 

著者プロフィール

益田ミリ(ますだ・みり)さんは、1969年生まれ、大阪府出身。イラストレーター。

著書に『スナック キズツキ』(マガジンハウス)、『すーちゃん』『考えごとしたい旅 フィンランドとシナモンロール』(幻冬舎)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『こはる日記』(KADOKAWA)、『今日の人生』(ミシマ社)、『永遠のおでかけ』(毎日文庫)、、『かわいい見聞録』(集英社)、『ランチの時間』(講談社)など。2024年4月『ツユクサナツコの一生』(新潮社)で第28回手塚治虫文化賞短編賞を受賞

 

そう来る?僕の姉ちゃん
益田ミリ (著)

しっかり者の姉とおっとりタイプの弟。
ふたり暮らしの部屋で、今夜も会話が始まります……。

好きなものは恋と自分と甘いもの

恋する哲学者 ちはる(姉)と究極の聞き上手 順平(弟)が織りなす、ちょっと元気になれる148の話。

 


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