しりあがり寿さん×葛飾北斎・歌川広重「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」を開催

千代田区立日比谷図書文化館では、特別展「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」を2024年6月23日(日)まで開催中です。
「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」開催概要
近年、江戸時代浮世絵の巨匠である葛飾北斎の作品『冨嶽三十六景』をパロディーにして話題を巻き起こしたしりあがり寿さん。これまで発表した北斎のパロディー作品を展示するとともに、千代田区立日比谷図書文化館 特別研究室所蔵の歌川広重の浮世絵を基に千代田区の風景を描いた新たなパロディー作品を披露します。
■会期:2024年4月26日(金)~6月23日(日)
休館日:5月20日(月)、6月17日(月)
■開室時間:月曜日~木曜日 午前10時~午後7時、金曜日 午前10時~午後8時、土曜日 午前10時~午後7時、日曜日・祝日 午前10時~午後5時(入室は閉室の30分前まで)
■会場:千代田区立日比谷図書文化館 1階 特別展示室(千代田区日比谷公園1-4)
■観覧料:一般500円、大学・高校生300円
※千代田区民・中学生以下、障害者手帳などをお持ちの方および付き添いの方1名は無料
※住所が確認できるもの、学生証、障害者手帳などをお持ちください。
■主催:千代田区立日比谷図書文化館
★詳細:https://www.library.chiyoda.tokyo.jp/information/20240320-hibiyaexhibition_time-trouble/
「しりあがりさんとタイムトラブル 江戸×東京」展示概要
パッケージデザインや広告宣伝などを担当する傍ら、マンガ家としてデビューし、白土三平の作品のパロディーやサラリーマンの生活を描いたギャグマンガ、新聞連載の社会派4コママンガ、不条理マンガなど様々なジャンルの作品を制作してきたしりあがり寿さん。2018年・2021年には江戸時代浮世絵の巨匠である葛飾北斎筆「冨嶽三十六景」(1830-32年頃)をパロディーにした「ちょっと可笑しなほぼ三十六景」他、「しりあがり流に解釈した北斎ワールド」で注目を集めました。
本展ではこれまで発表した北斎のパロディー作品を展示します。また日比谷図書文化館 特別研究室所蔵の歌川広重筆「名所江戸百景」(1856年)などを基に千代田区の風景を描いた新作をお見せします。
浮世絵において最大のライバルとされた北斎と広重が描いた江戸時代の風景に、しりあがり寿さんが描きこんだ現代の文物や人々のタイムトラブルを見て、クスッと笑いながらタイムトラベル(時間旅行)を楽しめる展覧会です。
〈千代田区を描いた浮世絵パロディー4点を初公開!〉
日比谷図書文化館4階にある特別研究室所蔵の歌川広重筆「名所江戸百景」(1856年)などを基に、今回の展覧会にあわせて千代田区の風景を描いた作品4点を初公開します。江戸城、国会議事堂、警視庁、電気街など、エリア毎に個性あふれる千代田の風景をしりあがり寿さんがどのように解釈したかお楽しみください。
〈霞ケ関に江戸城が? タイムトラブルは未来の人を困らせる?!〉
浮世絵に描かれた江戸の町に現代の文物と人が描きこまれた作品を見てクスッと笑える本展。これをみた未来の人たちは混乱してしまうかも?常識を破るしりあがり寿さんのパロディー作品が今も未来も笑いと混乱を巻き起こします。

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しりあがり寿《最新料金所》2018年
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