樋口恵子さんエッセイ『91歳、ヨタヘロ怪走中!』が刊行
シニア世代から大反響だった『老~い、どん!』から4年、長寿時代のトップランナー、樋口恵子さんの痛快エッセイ『91歳、ヨタヘロ怪走中!』が婦人之友社より刊行されました。
これからは「おばあさんだらけ」の時代! そんな時代のトップランナー樋口恵子さんの「ヨタヘロ」と「ときめき」の逸話の数々
本書には、91歳、ヒグチさんの「ヨタヘロ」と「ときめき」の逸話の数々を収録。
生みの親でもある介護保険制度は、現在要支援1で利用。
あってよかったの実感と、切迫する問題点とは――。
「長寿は平和の証」と、平和への万感の思いも。
ヨタヘロで怪しい走りであっても、明日の自分にタスキをつなぐ、著者渾身の一冊です。

「老いはとっても個性的」をテーマに対談した酒井順子さんと著者
本書の構成
はじめに 明日の自分にタスキリレー
第1章 老いとコミュ力
女と友だち/女とお墓事情/きょうだいは他人の始まり?/私の「推し活」ほか
第2章 ヨタヘロでも社会とつながる
「生涯現役、一消費者」の声を/ヤングケアラー勉強会/戦争と女たち(前後編)ほか
第3章 ただいま、ヨタヘロ怪走中!
要支援1の認定を受けました!/介護保険があってよかった/モノを気持ちよく手放す方法 ほか
第4章 「おばあさん学」入門
大おばあさん時代がやってきた/昭和の「おばあさん文学」 酒井順子 /対談 樋口恵子×酒井順子(エッセイスト) 老いはとっても個性的 ほか
おわりに 冥土の土産は、ぼたもちと一升瓶
著者プロフィール
樋口恵子(ひぐち・けいこ)さんは、1932年生まれ、東京都出身。東京大学文学部卒業後、時事通信社、学習研究社、キヤノン株式会社を経て、評論活動に入る。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」理事長。東京家政大学「女性未来研究所」名誉所長。介護保険制度の生みの親の一人。
『老~い、どん!』『どっこい生きてる90歳』『老いの福袋』など著書多数。
![]() | 91歳、ヨタヘロ怪走中! 樋口 恵子 (著) これからは「おばあさんだらけ」の時代になる、と宣言するヒグチさん。 巻末に酒井順子さん(エッセイスト)との対談「老いはとっても個性的」を収録。 |
◆性を生きるシニア世代の女性たちの赤裸々なノンフィクションエッセイ! 工藤美代子さん『終の快楽』が刊行 | 本のページ
◆江戸時代にも高齢者介護はあった! 﨑井将之さん『武士の介護休暇』が刊行 | 本のページ
◆“元祖ヤングケアラー”町亞聖さん『受援力』が刊行 | 本のページ
◆五木寛之さん「人生のレシピ」シリーズ最終巻『百歳人生の愉しみ方』が刊行 | 本のページ