北方謙三さん『チンギス紀』(全17巻)完結記念!ラジオ特別番組「北方謙三×神田伯山〔チンギス紀〕をめぐる対話」を放送
TBSラジオは、北方謙三さんの歴史長編『チンギス紀』(集英社)が全17巻で完結することを記念して、特別番組「北方謙三×神田伯山〔チンギス紀〕をめぐる対話」を7月28日(金)20時から放送します。
※なお、8月には完結記念サイン会も東京&大阪で開催されます。
作家・北方謙三さんの歴史長編『チンギス紀』を講談師・神田伯山さんが深掘り!

北方謙三さん著『チンギス紀 十七 天地』(集英社)
時は12世紀。モンゴル高原に生を受け、人類史上最大の帝国を築いたチンギス・カンの激動の生涯を描く『チンギス紀』。その作者・北方謙三さんが何を思い、チンギス・カンを描こうとしたのか? そして、現代を生きる読者に何を伝えたかったのか?
同じく歴史上の英雄たちの勇姿を現代に生き生きと蘇らせる、新進気鋭の講談師・神田伯山さんと北方謙三さんが『チンギス紀』について1時間、じっくりと語り合います。
放送後は、ディレクターズカット版が各Podcastサービスにて配信されます。
<特別番組「北方謙三×神田伯山〔チンギス紀〕をめぐる対話」放送概要>
■出演:作家・北方謙三さん、講談師・神田伯山さん
■放送日:2023年7月28日(金)20:00~
出演者プロフィール
■北方謙三(きたかた・けんぞう)さん
1947年生まれ。1981年『弔鐘(ちょうしょう)はるかなり』で単行本デビュー。その後、吉川英治文学新人賞、柴田錬三郎賞、司馬?太郎賞、菊池寛賞など様々な賞を受賞。2013年には紫綬褒章を受章。
「大水滸伝」シリーズや『三国志』など著書多数。
■神田伯山(かんだ・はくざん)さん
1983年生まれ、2007年に三代目神田松鯉に入門。2020年2月には真打昇進と同時に六代目神田伯山襲名。TBSラジオ「問わず語りの神田伯山」のパーソナリティも務める。
チンギス紀 十七 天地 北方 謙三 (著) 草原に生まれ、大地を駈け、かつてない規模の国を築いたチンギス・カンが、最後の戦場に立つ。 チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。 「チンギス紀」全17巻、ついに完結。 |
<既刊>
チンギス紀 一 火眼 (かがん) 北方 謙三 (著) ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。 12世紀、テムジン(のちのチンギス・カン)は、草原に暮らすモンゴル族のキャト氏に生まれた。10歳のとき、モンゴル族を束ねるはずだった父イェスゲイが、タタル族に殺害されてしまう。テムジンのキャト氏は衰退し、同じモンゴル族のタイチウト氏のタルグダイとトドエン・ギルテが台頭、テムジンたちに敵対し始める。危機的な状況のもとで、テムジンは、ある事情から異母弟ベクテルを討ったのち、独りいったん南へと向かった……。 |
◆神田伯山さん対談集『訊く!』が刊行 | 本のページ
◆歌麿、写楽、北斎を世に送り出した江戸のメディア王・蔦屋重三郎の粋な人生と時代背景を大解剖!『蔦屋重三郎とその時代。』が刊行 | 本のページ
◆クリープハイプ・尾崎世界観さん初の対談集『身のある話と、歯に詰まるワタシ』が文庫化 本谷有希子さんとの対談を新たに収録 | 本のページ
◆【第65回毎日芸術賞】俳人・柿本多映さん、作家・北方謙三さんらが受賞 | 本のページ