寝倉響さん「第1回らくむぎ文庫出版コンテスト」受賞作『その小説はシリアルキラーを呼び覚ます』が刊行

寝倉響さん著『その小説はシリアルキラーを呼び覚ます』
つむぎ書房は、2022年8月から2022年11月まで開催していた第1回らくむぎ文庫出版コンテストにて優秀賞を受賞した、寝倉響さん著『その小説はシリアルキラーを呼び覚ます』(応募時タイトル「三人の小説家は荒野に投げ出される」)を刊行しました。
『その小説はシリアルキラーを呼び覚ます』あらすじ
【あらすじ】
北見、春川、戸舘の三人は、ノベルキングという小説投稿サイトに自作の小説を投稿していた。三人はなかなか人気の出ない日常編に区切りをつけ、殺人事件を題材に小説を投稿し始める。
後日、その小説内で起きた殺人事件と同じ事件が現実世界でも起きてしまう。刑事の堂本から疑いの目を向けられる中、三人は真犯人を見つけるために事件の謎に迫っていく。
担当編集より
ノベルキングという小説投稿サイトで繋がる絆の深さと、事件が起こることでさらに深まる仲間との絆。
ともに助け合い、励まし合いながら、起きる事件と向き合っていく姿に、一般的なミステリーでは味わえない、人と人との紡ぎ合いから感じる心の高まりを味わい尽くすことができる作品です。
ただのミステリー作品と片付けてしまうのは、あまりにももったいなすぎる。
自分自身、揺れ動いていく心に気付き、驚きを感じています。
著者プロフィール
寝倉響(ねくら・ひびき)さんは、1997年生まれ、埼玉県出身。小説家。小説投稿サイトでの活動をメインとし、数多くのコンテストで賞を受賞する。共幻社小説コンテストで銅賞を受賞し「色とりどりの世界~ひとつ屋根の下、遠い逢瀬~」でデビュー。
その後『白銀ペンギン 百分の一秒の軌跡』等を出版。恋愛、サスペンス、アクション、スポーツなど、ジャンル問わず幅広い作風で物語を執筆している。
★Twitter:https://twitter.com/Hibi__Hibiki
その小説はシリアルキラーを呼び覚ます 寝倉響 (著) ~第1回らくむぎ文庫出版コンテスト 優秀賞 受賞作品~ |
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