横溝正史生誕120年記念!金田一が愛用した「山高帽」「バゲージタグ」を完全受注生産

金田一が愛用した「山高帽」「バゲージタグ」を完全受注生産
KADOKAWAは横溝正史生誕120年を記念し、金田一耕助が愛用した「山高帽」「バゲージタグ」を完全受注生産で販売します。また、角川文庫の横溝正史シリーズは『犬神家の一族』ほか、杉本一文さんの限定復刻カバーで期間限定で出荷されます。

『犬神家の一族 金田一耕助ファイル』(角川文庫)
あなたも金田一耕助になれる!? 横溝正史生誕120年記念オリジナルグッズを発売!
横溝正史は1902年に生まれ、『獄門島』『悪魔の手毬唄』など名作を次々に発表。1976年には、映画『犬神家の一族』で爆発的な横溝ブームが到来し、いまもなお多くの読者に支持されています。
生誕120年を記念し、文庫版『犬神家の一族』『迷路壮の惨劇』『三つ首塔』『白と黒』が、杉本一文さんの限定復刻カバーで大胆刷新されます。そして、金田一耕助の愛用品である「山高帽」と「バゲージタグ」をグッズ化することも決定、予約の受付を開始しました。
“金田一耕助になりたい”を叶えるグッズが完成
伯備線の清――駅でおりて、ぶらぶらと川――村のほうへ歩いて来るひとりの青年があった。見たところ二十五、六、中肉中背――というよりはいくらか小柄な青年で、飛白の対の羽織と着物、それに縞の細い袴をはいているが、羽織も着物もしわだらけだし、袴は襞もわからぬほどたるんでいるし、紺足袋は爪が出そうになっているし、下駄はちびているし、帽子は形がくずれているし……つまり、その年頃の青年としては、おそろしく風采を構わぬ人物なのである。色は白いほうだが、容貌は取り立ててというほどの事はない。
(『本陣殺人事件』より)
誰もが知っている『本陣殺人事件』の金田一耕助登場シーンです。
どこにでもいそうな青年、でも、いざ事件に直面すると、もじゃもじゃ頭を掻き掻き、思索に思索を重ねて事件を真摯に解決する、それが金田一耕助ではないでしょうか。
映画化やドラマ化も多数、日本国内のみならず、いまでは海外翻訳版も発売され、世界に誇る日本の名探偵です。金田一耕助といえば、その姿かたち、ファッションを思い浮かべる人も多いでしょう。
ファンの方が「金田一耕助になりたい!」そう思ったときに身に付けられるグッズを作れないか、そう考えたのが今回の「金田一耕助の山高帽」と「金田一耕助のバゲージタグ」の企画につながりました。共通ロゴは本をかたどり、中には横溝正史の名を「日本の推理小説の王(King of Japanese Murder mystery)」と冠しています。
あなたも金田一耕助となり、推理の旅に出てみませんか?
グッズ【1】 原作に登場する“金田一の山高帽”をシックに再現
金田一耕助の帽子と聞いて「チューリップハット」を思い浮かべる方も多いのでは?
ですが、原作で金田一耕助が被っているのは、お釜帽と呼ばれます。その形状で普段にも使える山高帽をデザインしました。
素材には高級ウール100%を使用。内部にはグッズ共通のマークを入れ、リボンも黒で統一し、シックな印象にして老若男女問わずどんな服装にも合わせられます。

横溝正史生誕120年記念 金田一耕助の山高帽

横溝正史生誕120年記念 金田一耕助の山高帽(内側)
<横溝正史生誕120年記念 金田一耕助の山高帽>
■販売価格:8800円(税込)
■サイズ
◎M:周囲58cm
◎L:周囲59cm
■予約期間:2023年2月13日(月)10:00~2023年3月5日(日)23:59
■お届け予定:2023年5月下旬より順次発送
★詳細・予約
◎サイズM:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g302211004907/
◎サイズL:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g302211004906/
グッズ【2】 バゲージタグは、本革を使って上品な色味に
バゲージタグの素材は牛の本革を贅沢に使い、シルバーの箔でグッズ共通のマークを入れ、どんなバッグにも合うようなデザインにしています。真っ黒とは言えない、味のある色にもご注目ください。

横溝正史生誕120年記念 金田一耕助のバゲージタグ

横溝正史生誕120年記念 金田一耕助のバゲージタグ(使用例)
<横溝正史生誕120年記念 金田一耕助のバゲージタグ>
■販売価格:7260円(税込)
■予約期間:2023年2月13日(月)10:00~2023年3月5日(日)23:59
■お届け予定:2023年5月下旬より順次発送
★詳細・予約:https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g302211004908/
著者プロフィール
横溝正史(よこみぞ・せいし)は1902年に生まれ、『獄門島』『悪魔の手毬唄』など、名作を次々に発表。1976年には映画『犬神家の一族』で爆発的な横溝ブームが到来し、いまもなお多くの読者に支持されている。
金田一耕助ファイル5 犬神家の一族 (角川文庫) 横溝 正史 (著) 信州財界一の巨頭、犬神財閥の創始者犬神佐兵衛は、血で血を洗う葛藤を予期したかのような遺言状を残して永眠した。佐兵衛は生涯正室を持たず、女ばかり三人の子があったが、それぞれ生母を異にしていた。一族の不吉な争いを予期し、金田一耕助に協力を要請していた顧問弁護士事務所の若林がやがて何者かに殺害される。だが、これは次々と起こる連続殺人事件の発端にすぎなかった! 血の系譜をめぐる悲劇、日本の推理小説史上の不朽の名作!! カバーイラスト/杉本一文 |
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