ライブプロデューサー・事務員Gさん初小説『ある日、歌い手を拾ってみた。』が刊行

事務員Gさん著『ある日、歌い手を拾ってみた。』
動画投稿サイト黎明期の歌い手たちを描いた、ライブプロデューサー・事務員Gさんの初小説『ある日、歌い手を拾ってみた。』がKADOKAWAより刊行されました。
10年前の歌い手文化を克明に描写した一冊『ある日、歌い手を拾ってみた。』
【あらすじ】
2012年、就活がうまくいかない専門学校2年の岩垣涼介と、歌い手として成功することを目指し、ひたすら路上ライブと動画投稿を続ける中島友哉。ある日、友哉の路上ライブにふと足をとめた涼介は、一文無しになった友哉をしぶしぶ「拾い」、同居生活を始める――。
動画投稿サイト黎明期から活躍するライブプロデューサー・事務員Gさんだからこそ描ける、歌い手たちの葛藤と青春。
◆人気ボカロP・みきとPさんが書き下ろしのオリジナル歌詞提供
「ロキ」「少女レイ」「いーあるふぁんくらぶ」など、多くのヒット曲を手がけたみきとPさんが、作中歌「新宿駅」の作詞を担当しています。
<豪華クリエイター陣から推薦コメントも!>
◎かいりきベアさん(ボカロP)
猫を拾うより100倍エモい!?
夢と葛藤の2mix
◎堀江晶太/kemuさん(音楽クリエイター)
我々の青春が本になりました。
ありがとうございます。
著者コメント
インターネットの登場により、世の中の色々なことが劇的に変化しました。
音楽の世界も例に漏れません。動画共有サイトを通じて自分が歌った歌を気軽に他人に聴いてもらえるようになり、それまでのストリートライブ的なアプローチが、ネット上で可能となったのです。
私は本来ピアノ演奏者ですが、その頃から、この「歌い手」と呼ばれる人たちと一緒にいろんな出来事を経験してきたと思います。
このお話は今から10年前である、2012年が舞台。
今回は、当時の歌い手たちを取り巻く特殊な世界、そしてその中で将来に悩む若者たちの姿を描いてみました。生き方の選択肢がより多種多様になった現代ですが、その変化の渦中にいた人たちのルポルタージュのような側面もあるかもしれません。
取材にご協力いただいた歌い手・奏者・ミックス師さん、昔から一緒に音楽をやっている友人たちにも感謝です。
歌い手文化黎明期、ちょっとまだ混乱が残っていたあの時代の空気を、もしよろしければこの小説を通して、感じてみていただけたら嬉しいです。
著者プロフィール
著者の事務員G(じむいんじー)さんは、YouTubeやニコニコ動画など動画投稿サイトでの動画投稿を創設期から始めた、自称ピアノ弾き。
歌い手のライブを中心にサポート演奏をするかたわら、2009年頃よりイベントオーガナイザーとして多くのイベントを制作している。現在は、ピアノ用の譜面制作や、ラジオパーソナリティなど、ピアノ演奏だけにとどまらない幅広い活動を続けている。
ある日、歌い手を拾ってみた。 事務員G (著) 平成時代のネット青春記! 動画投稿サイト黎明期の歌い手たちを描いた一作 |
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