【第62回群像新人文学賞】石倉真帆さん『そこどけあほが通るさかい』が受賞 群像新人評論賞は長﨑健吾さん『故郷と未来』
第62回群像新人文学賞および第62回群像新人評論賞が決定しました。
第62回群像新人文学賞および群像新人評論賞 受賞作品
第62回群像新人文学賞が次の通り決定しました。また、第62回群像新人評論賞については、『群像』2018年12月号で既に発表されています。
■第62回群像新人文学賞
石倉真帆(いしくら・まほ)さん
『そこどけあほが通るさかい』
選考委員:柴崎友香さん、高橋源一郎さん、多和田葉子さん、野崎歓さん、松浦理英子さん
■第62回群像新人評論賞
長﨑健吾(ながさき・けんご))さん
『故郷と未来』
選考委員:大澤真幸さん、熊野純彦さん、鷲田清一さん
群像新人文学賞を受賞した石倉真帆さんは、1984年生まれ。奈良県出身。近畿大学卒業。
群像新人評論賞を受賞した長﨑健吾さんは、1989年生まれ。高知県高知市出身。東京大学大学院人文社会系研究科(日本史学)博士課程在学中。
石倉さんと長﨑さんには、それぞれ賞状と賞金50万円が贈られます。
なお、石倉さんの『そこどけあほが通るさかい』および選評は、『群像』6月号(5月7日発売)に掲載されます。
群像新人文学賞について
群像新人文学賞は、講談社の文芸誌『群像』が1958年に創設した純文学の公募新人文学賞です。
以前は、小説部門と評論部門の2部門で構成されていましたが、評論部門は2015年から「群像新人評論賞」として独立。群像新人文学賞は、現在は小説のみを対象としています。
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