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【第一回いきなり文庫!グランプリ】吉森大祐さん『青二才で候』が受賞

書評家の吉田伸子さん、「本の雑誌」発行人の浜本茂さん、集英社文庫編集部の江口洋さんが選ぶ「第一回いきなり文庫!グランプリ」の結果が発表され、吉森大祐さんの青春時代小説『青二才で候』(中公文庫)が最優秀作品賞を受賞しました。   「いきなり文庫!グランプリ」とは 単行本を経ず文庫版で初めて世に出るオリジナル文庫を「いきなり文庫!」と称し、吉田伸子さん(書評家)、浜本茂さん(「本の雑誌」発行 […]


あなたは彼女に惚れない自信はありますか? 永嶋恵美さん『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズが武田玲奈さん主演でドラマ化

徳間書店が発行する永嶋恵美さんの“泥棒猫”こと皆実雛子(みなみ・ひなこ)の妙技と活躍を描くミステリ『泥棒猫ヒナコの事件簿』シリーズ(徳間文庫)がドラマ化され、武田玲奈さん主演、ABCテレビ(関西)ドラマL枠にて4月14日(日)(毎週日曜よる11時55分~/テレビ朝日は4月13日(土)深夜~)から放送されます。   成功率100%の凄腕!あなたの恋人強奪してアゲル!『泥棒猫ヒナコの事件簿』 […]


北沢秋さん〈戦国エンターテインメント〉合戦屋シリーズが復活

河出書房新社は、北沢秋さんの〈合戦屋シリーズ〉三部作を装丁も一新し、河出文庫から2024年4月、5月、7月に刊行します。文庫版解説は文芸評論家の細谷正充さんが担当。   第一部『哄う合戦屋』は4月、第二部『奔る合戦屋 上・下』は5月、最終巻『翔る合戦屋』は7月発売 〈合戦屋シリーズ〉は、『哄(わら)う合戦屋』(2009年)、『奔(はし)る合戦屋』(2011年)、『翔(かけ)る合戦屋』(2 […]


【第32回小川未明文学賞】東京都・古都こいとさん「如月さんちの今日のツボ」が大賞を受賞

新潟県上越市と小川未明文学賞委員会が主催し、Gakkenが協賛する第32回小川未明文学賞の受賞作が決定し、3月27日に贈呈式が開催されました。   第32回小川未明文学賞が決定! 大賞作品の題材は「鍼灸」 今回は全553編(短編作品309編、長編作品244編)が集まり、その中から、古都こいとさん(東京都)の「如月さんちの今日のツボ」(長編作品)が大賞を、やす ふみえさん(千葉県)の「まよ […]


いとうみくさんが「人の善意」「正しい行い」とは何なのかを模索する高校生たちを描く『真実の口』が刊行

夏の読書感想文全国コンクールの課題図書に作品が何度も選ばれ、河合隼雄物語賞、坪田譲治文学賞、野間児童文芸賞、ひろすけ童話賞など児童文学に関する主要な賞を続々受賞した、いとうみくさんによる書きおろし最新作『真実の口』が講談社より刊行されました。カバー装画は、坂内拓さんが担当。   児童文学界のトップランナー、渾身の書き下ろし『真実の口』   【あらすじ】 中3の冬、受験を控えた青 […]


小林聡美さん3年ぶりのエッセイ集『茶柱の立つところ』が刊行

俳優・小林聡美さんによる3年ぶりのエッセイ集『茶柱の立つところ』が文藝春秋より刊行されました。   ありきたりな「いつもの暮らし」にも、ときどき小さな幸せがある コロナ禍前から半分隠居状態、同居の猫とも少々ディスタンスあり気味な関係。たまに出かけることもあるが、基本的にひとりで過ごす。事件と呼べるほどのことは何も起きない極めて平穏な日々。 ――そんな生活の中でふと見つけた「茶柱」のような […]


『世界は贈与でできている』から4年、近内悠太さん『利他・ケア・傷の倫理学』が刊行

前著『世界は贈与でできている』から4年ぶりの書き下ろしとなる、教育者/哲学研究者・近内悠太さん著『利他・ケア・傷の倫理学 ――「私」を生き直すための哲学』が晶文社より刊行されました。   人と出会い直し、つながりを結び直すために――「大切にしているもの」をめぐる哲学論考 本書は、2020年に「第29回山本七平賞」で奨励賞を受賞した『世界は贈与でできている』(紀伊國屋じんぶん大賞2021 […]


「芳林堂書店と、10冊」より鮎川哲也賞受賞作家・門前典之さん『屍の命題』が復刊

鮎川哲也賞受賞作家・門前典之さんの代表作『屍の命題』(原書房)が、株式会社書泉の特別企画「芳林堂書店と、10冊」第5弾に選出され、復刊されることになりました。   「芳林堂書店と、10冊」第5弾は門前典之さん『屍の命題』 「中世への旅」シリーズのヒットから始まり、リリースを続けている「書泉と、10冊」「芳林堂書店と、10冊」。この企画は、過去に出版された書籍で既に在庫がなく手に入りにくい […]


「魔女の宅急便」角野栄子さんが”魔女”を語った初めてのエッセイ集を大幅改訂!『魔女のまなざし』を刊行

『魔女の宅急便』の角野栄子さんが”魔女”を語ったエッセイ集『魔女のまなざし』(絵:くらはしれいさん)が白泉社より刊行されました。   素晴らしい魔女たちとの出会いを綴る 本書は、『魔女の宅急便』の著者が初めて魔女をテーマに綴ったエッセイ集です。物語に登場する魔女や、外国で魔女に出会ったお話、魔女の薬草や食べ物、おしゃれなどを温かなまなざしで語ります。 1997年刊行の『魔女のひきだし』に […]


中原中也賞受賞詩人・大崎清夏さん〈丸ごと一冊日記の本〉『私運転日記』が刊行

詩人・大崎清夏さんによる初めての”丸ごと一冊日記”の本『私運転日記』がtwililightより刊行されました。2023年の日々を綴っています。   『私運転日記』概要 “出会っても出会っても、歳をとればとるほど、自分のことをどこから話せばいいかわからない感じになっていくのだろう。だから深い関係がほしいのかもしれない。だから日記なんか書くのかもしれない” 「ほんとうにひとりのひとり暮らし」 […]