年間約300編の官能小説を50年間読みこなした編者による圧倒的なオノマトペ辞典、永田守弘さん編『官能小説「擬声語・擬態語」用例辞典』が河出文庫より刊行されました。 ※本書は、2012年刊行『オノマトペは面白い 官能小説の擬声語・擬態語辞典』(河出i文庫)の改題・新装版となります。 永田守弘さん「官能小説をお書きになる折には、参考にしてくださればありがたい」 本書の編者・永田守弘さんは […]
中国の一人っ子政策を題材にした漫画「嘘をつく人」で注目を集めた史セツキさんの新連載『日本の月はまるく見える』単行本第1巻が講談社より刊行されました。 <異文化の狭間を生きる中国BLマンガ家を描く『日本の月はまるく見える』> 母国・中国で自由にBLを描けない中、表現の自由を求め、日本でBLマンガ連載を目指す主人公・夢言。中国と日本、文化も慣習も違う2つの国を行き来しながら、自分の夢を叶 […]
話題を呼んだ『姫君を喰う話』に続く傑作集、東大院生として芥川賞を受賞、その後「官能作家」に転身した鬼才・宇能鴻一郎さんの『アルマジロの手 宇能鴻一郎傑作短編集』が新潮文庫より刊行されました。 どこか『雨月物語』を連想させる不思議な表題作をはじめ、官能的な、あまりに官能的な7編を収録した、性と生の常識を根底から揺るがす〈劇薬文学〉です。 官能小説の巨匠が贈る〈偏愛〉〈変態〉〈BL〉…… […]
早稲田大学文学学術院准教授・溝口彰子さん著『BL研究者によるジェンダー批評入門 言葉にならない「モヤモヤ」を言葉で語る「ワクワク」に変える、表象分析のレッスン』が笠間書院より刊行されました。これを記念して、本屋B&Bにて、溝口彰子さんと漫画家・やまじえびねさんによるトークイベント「エンタメ作品のマイノリティ表象を考える」が7月29日(土)にオンライン&リアル開催されます。 […]
お金の知識をイケメンキャラ2人の会話で学ぶ、富雄美智さん著・史堂櫂さん挿画『ズボラな僕でもお金が貯まるようになりますか?』が飛鳥新社より刊行されました。「難しそう」「面倒くさい」「よくわからない」で後回しにするお金の勉強も、本書を読むことで楽しみながら身につけることができる一冊です。 ときめきながらイケメンの会話で学ぶ、新感覚のマネー本が登場! 令和4年の「家計の金融行動に関する世論 […]
pixiv・Twitterで連載中の詠里さん作『僕らには僕らの言葉がある』がKADOKAWAより刊行されました。 著者は、ろう者やろう文化への理解を深めるため、3年前よりその世界観に真摯に取り組んできました。今回の書籍化にあたっては、若い世代を中心とした4名のろうの方々が監修に入り、当事者の方が読まれても違和感の少ないマンガを目指しました。 「聴こえないピッチャー」と「聴こえるキャッ […]
書泉ブックタワーにて、BLコミックのサイン本販売フェア「新年BLコミックスサイン本フェア2023」が2023年1月9日(月・祝)に開催されます。 「BLコミックスサイン本フェア」を2年ぶりに店頭で開催 毎年恒例となっている「新年BLコミックスサイン本フェア」が,、2023年1月9日(月・祝)書泉ブックタワーにて開催されることが決定しました。前回、前々回とも通販のみの実施となりましたが […]
とあこさんの〈BL脳の幼馴染×少女漫画脳の告白したい系男子の勘違いラブコメディー〉完結巻『腐ってても君が好き 3』がマイクロマガジン社より刊行されました(第3巻は現在、電子書籍版のみ)。 本作品は、腐女子な幼馴染と不憫でおバカなイケメン高校生のお話です。 クール系イケメンとして学校の女子に人気の一郎。 そんな彼には可愛い幼馴染が…。 少女漫画好きな一郎はヒーローたちを見習い彼女に告白 […]
『大奥』『きのう何食べた?』などで知られる漫画家・よしながふみさん初のインタビュー本『仕事でも、仕事じゃなくても 漫画とよしながふみ』がフィルムアート社より刊行されました。 カバーイラストはよしながふみさんが描き下ろし。聞き手は、山本文子さん。 全編語り下ろし、漫画家よしながふみさん初のインタビュー本 20時間超のインタビューを通して語られる、『大奥』『何食べ』へと至る […]
町田康さん著『男の愛 たびだちの詩』(装画:巻田はるかさん)が左右社より刊行されました。 清水次郎長、やくざデビュー! 幕末・明治に数々の逸話でその名を馳せた侠客、清水次郎長。 二代目広沢虎造「清水次郎長伝」などをはじめ、多くの作品で人々に親しまれてきた次郎長の物語が、浪曲の節と啖呵、そしてボーイズ・ラブ視点も織り交ぜた町田康版・痛快コメディとして蘇りました。 文政三年 […]