18世紀英国ゴシック小説に端を発し、はるか東方の島国へと流れ着いて結実した日本のミステリー文化――博覧強記の文芸評論家・翻訳家である風間賢二さんによる、異形の文化文学史にして最良のブックガイド『怪異猟奇ミステリー全史』(新潮選書)が新潮社より刊行されました。 ポーからドイルへ、そして乱歩、横溝から、綾辻行人さん、京極夏彦さんまで――日本の探偵小説、そして本格・変格ミステリーを生みだし […]
Amazon オーディブルは、秋の読書週間(10月27日~11月9日)に合わせ、日本文学の巨匠らによる珠玉の22作品を『巨匠たちの特選文学集』として配信開始しました。 小林多喜二の『蟹工船』をはじめ、谷崎潤一郎、芥川龍之介、太宰治、森鷗外、樋口一葉などの作品を含むこれらの作品はポッドキャストにて配信され、オーディブル会員であれば追加料金なしで楽しむことができます。 ★URL:http […]
1913年に発行された、黒岩涙香訳述『八十万年後の社会』(大正2年/扶桑堂刊)が電子版・オン・デマンド版として復活しました。 時間を移動する機械を発明した科学者が八十万年後の世界へ旅立つ、という奇想天外な着想で、後世に大きな影響をあたえたSFの古典的名作『タイム・マシン』。 そこにこめられた当時の社会へのきびしい批判に共感した黒岩涙香が、原著発行から十数年で日本に初紹介した翻案版『八 […]