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東大院生として芥川賞を受賞、その後「官能作家」に転身した鬼才・宇能鴻一郎さん「幻の傑作群」が甦る!芥川賞受賞作「鯨神」を含む短編集『姫君を喰う話』刊行

「宇能鴻一郎」といっても知らない人も多いかもしれません。ポルノ作家というイメージが強い人もいるでしょう。しかし、もともと東大文科二類から同大学院で国文学を専攻した芥川賞作家です。 受賞してから数多のポルノ小説を書くまでの間に発表された作品は、強烈な個性に満ちた傑作が多く、一部の作家や文芸評論家から密かに一目置かれてきました。 このたび、芥川賞史に爪痕を残したといってもいい「鯨神」をはじめ、いまも色 […]