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【第26回小野十三郎賞】和田まさ子さん『途中の話』と安智史さん『萩原朔太郎と詩的言語の近代』が受賞

大阪文学協会は、優れた詩集および詩評論書に贈る「第26回小野十三郎賞」の受賞作を発表しました。   第26回小野十三郎賞が決定! 第26回小野十三郎賞は、9月20日に最終選考会が開催され、次の通り受賞作が決定しました。なお、今回は全国各地から詩集120冊、詩評論書5冊の応募がありました。   <第26回小野十三郎賞 受賞作品> 【詩集部門】 和田まさ子(わだ・まさこ)さん 『途 […]


日韓累計80万部突破『花を見るように君を見る』ナ・テジュさん全編未発表の詩集『心がそっと傾く』が刊行

日韓累計80万部突破『花を見るように君を見る』の著者ナ・テジュさんによる新作詩集『心がそっと傾く』(訳:黒河星子さん)がかんき出版より刊行されました。本書は、人気ドラマ「ロマンスは別冊付録」にも登場した話題の詩集です。   日韓累計80万部の大ベストセラー『花を見るように君を見る』の著者最新刊 日本でかつてない詩集ブームを巻き起こした『花を見るように君を見る』はインターネットで話題になっ […]


最果タヒさん第12詩集『恋と誤解された夕焼け』が刊行

最果タヒさんの12作目となる詩集『恋と誤解された』が新潮社より刊行されました。   人間のあらゆる感情は美しい言葉となる――詩の沃野の最先端を疾走する最新詩集 『恋と誤解された』には、文芸誌「新潮」で3年間にわたって連載された詩を中心に、SNS発表作品を加えた43篇を収録。映画、写真、展覧会、街とのコラボレーションなど、詩の可能性を多方面で開花させてきた詩人が、斬新でロマンティックな世界 […]


『松浦寿輝全詩集』刊行記念!松浦寿輝さん×尾崎真理子さんトークイベントを開催

『松浦寿輝全詩集』(中央公論新社)の刊行を記念して、著者の松浦寿輝さんと文芸評論家の尾崎真理子さんによるトークイベント「『松浦寿輝全詩集』あるいは〈書物の時代〉の墓碑」が代官山蔦屋店にて4月3日(水)にオンライン&リアル開催されます。   〈代官山文学ナイト:松浦寿輝先生トークショー「『松浦寿輝全詩集』あるいは〈書物の時代〉の墓碑」〉開催概要 『松浦寿輝全詩集』は、1982年刊行の『ウサ […]


【第74回H氏賞・第42回現代詩人賞】H氏賞に尾久守侑さん『Uncovered Therapy』 現代詩人賞は粕谷栄市さん『楽園』

日本現代詩人会は、新人の優れた詩集に贈る第74回H氏賞および、中堅以上の詩人の優れた詩集に贈る第42回現代詩人賞の受賞作を発表しました。   第74回H氏賞および第42回現代詩人賞が決定! 第74回H氏賞および第42回現代詩人賞の選考会が3月2日に開催され、次の通り受賞作が決定しました。   <第74回H氏賞 受賞作品> 尾久守侑(おぎゅう・かみゆ)さん 『Uncovered […]


【第29回中原中也賞】佐藤文香さん『渡す手』が受賞

山口市は2月17日、新鮮な感覚を備えた優れた現代詩の詩集に贈る「第29回中原中也賞」の受賞作を発表しました。   第29回中原中也賞が決定! 第29回中原中也賞には、2022年12月1日から2023年11月30日までに刊行された現代詩の詩集240点の応募がありました。その中から最終選考候補作作品として選ばれた7作品を対象に、2月17日に開催された最終選考会で次の通り受賞作が決定しました。 […]


ありがとうよりごめんなさいを多く使った――奈良少年刑務所の受刑者たちによる奇跡の詩集『名前で呼ばれたこともなかったから』が刊行

累計76,000部と、詩集として異例の売り上げを果たした、奈良少年刑務所の受刑者たちによる詩集『空が青いから白をえらんだのです』に続く第2弾、寮美千子さん編『名前で呼ばれたこともなかったから』が新潮文庫より刊行されました。   奈良少年刑務所と「社会性涵養プログラム」 少年院とは異なり、強盗・殺人・レイプ・薬物違反などの重い罪を犯した17歳から26歳未満までの男性が服役している奈良少年刑 […]


最果タヒさん第11詩集『落雷はすべてキス』が刊行

最果タヒさんの11作目となる詩集『落雷はすべてキス』が新潮社より刊行されました。   祈りと予感に満ちた言葉が世界の極北を切り開く、最果タヒさんの最前線 本書には、Webマガジン「yom yom」掲載詩を中心に、「最果タヒ書店」のグッズ、雑誌、SNS発表作品を加えた44編を収録。詩の映画化、個展、作詞、街とのコラボレーションなど、ジャンルを超え続ける詩人が、言葉にならない思いを紡ぎ、未知 […]


布施琳太郎さん第一詩集『涙のカタログ』が刊行 カバーイラストは漫画家・押見修造さんが描き下ろし

多彩な作品発表形態、展覧会の実績や受賞歴を持つ新進気鋭の芸術家・布施琳太郎さんの第一詩集で、初著書となる『涙のカタログ』がPARCO出版より刊行されました。   現代社会の「孤独」を多彩な手法で表現する新進気鋭の芸術家・布施琳太郎さん、渾身の第一詩集 本書は、スマートフォン登場以降、つながり過剰の社会のなかで失われた、「孤独」や「二人であること」の回復をテーマに、執筆、絵画や映像作品制作 […]


【第34回富田砕花賞】文月悠光さん『パラレルワールドのようなもの』が受賞

芦屋市(兵庫県)は、優れた現代詩の詩集に贈る「第34回富田砕花賞」の受賞作品を発表しました。   第34回富田砕花賞が決定! 第34回富田砕花賞には115詩集の応募があり、応募詩集の中より推薦委員(メンバー非公表)が最終候補作品となる5作品を推薦。そして最終候補作品を対象に選考委員会が開催され、次の通りを受賞作品が決定しました。   <第34回富田砕花賞 受賞作品> 文月悠光( […]