本のページ

SINCE 1991

小池真理子さんの新聞連載エッセイ『月夜の森の梟』が書籍化 夫・藤田宜永さんの肺に腫瘍が見つかってから死別するまで、そしてその喪失と向き合う日々を描く

作家・小池真理子さんが、2020年1月に亡くなった、夫で小説家の藤田宜永さんの肺に腫瘍が見つかってから死別するまで、そしてその喪失と向き合う日々を描き、朝日新聞連載時から多くの読者の共感を得たエッセイが書籍化され、『月夜の森の梟(ふくろう)』として、11月5日に朝日新聞出版より刊行されます。   「年をとったおまえを見たかった。見られないとわかると残念だな」 夫の藤田宜永さんの肺に腫瘍が […]


『小説新潮』9月号は小池真理子さん×松尾潔さん対談を掲載 友近さん初めての連載エッセイも

8月20日発売の『小説新潮』9月号では、作家の小池真理子さんと音楽プロデューサーの松尾潔さんの対談が掲載されています。 また、友近さんの連載エッセイ「友近道中」がスタートします。テーマはズバリ、「旅」。   出会いから20年――小池真理子さんと松尾潔さんがそれぞれの作家観、創作論について語り尽くす! 十年越しの大作『神よ憐れみたまえ』を上梓した小池真理子さんと、初の長編小説『永遠の仮眠』 […]


【訃報】作家・藤田宜永さんが死去 『愛の領分』で直木賞

直木賞作家の藤田宜永(ふじた・よしなが)さんが1月30日、右下葉肺腺がんのため長野県佐久市の病院で死去しました。69歳。福井県福井市出身。   藤田宜永さんは、1950年生まれ。早稲田大学中退。1973年、渡仏。1977年からエールフランス勤務。1980年に帰国し、1986年『野望のラビリンス』で作家デビュー。 1995年『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞および日本冒険小説協会大賞特別賞 […]