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ジェイムズ・ジョイス〈翻訳不可能とされた迷宮的奇書〉『フィネガンズ・ウェイク』が柳瀬尚紀さん画期的訳業により復刊!

河出書房新社は、世界文学を代表する作家・ジェイムズ・ジョイスが最後に遺した文学の最終到達点であり、その難解さから「翻訳不可能」といわれた文学史上最大の迷宮的奇書に、翻訳家・柳瀬尚紀さんが挑んだ画期的訳業『フィネガンズ・ウェイク Ⅰ・II』、同『III・IV』を復刊しました。   文学の極北『フィネガンズ・ウェイク』、個人完訳という空前絶後の偉業   《僕は夜の本を書こうとした。 […]


【第60回谷崎潤一郎賞】柴崎友香さん『続きと始まり』が受賞

中央公論新社は8月26日、第60回谷崎潤一郎賞の受賞作を発表しました。   第60回谷崎潤一郎賞が決定! 第60回(令和6年)谷崎潤一郎賞の選考会が8月26日に行われ、池澤夏樹さん、川上弘美さん、桐野夏生さん、堀江敏幸さんの選考委員4名(筒井康隆さんは欠席)による審査の結果、次の通り受賞作が決定しました。   <第60回谷崎潤一郎賞 受賞作品> 柴崎友香(しばさき・ともか)さん […]


筒井康隆さん×永井豪さん『三丁目が戦争です』が復刻

筒井康隆さん作、永井豪さん絵による、日本絵本史上に輝く1971年の傑作『三丁目が戦争です』が復刻され、スローガンより刊行されました。2024年の書き下ろし原稿も収録。   “お待たせしました、戦争ですよ!!” いま、巨匠ふたりによるメッセージはどう響くのか   【あらすじ】 住宅地の月ちゃんは、誰もが恐れる凶暴な女の子。 団地のシンスケはひとり立ち向かうが、逆にボコボコにされて […]


ガブリエル・ガルシア=マルケスの歴史的傑作『百年の孤独』が50年の時を経て文庫化

新潮社は2024年6月26日、新潮文庫の夏のフェア「新潮文庫の100冊 2024」の目玉新刊の一冊として、ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』文庫版を刊行します。   『百年の孤独』とは 『百年の孤独』は、1967年にアルゼンチンのスダメリカナ社から刊行され、現在まで46言語に翻訳されて5000万部を売り上げている世界的なベストセラーです。 著者は自作を黒澤明監督が映像化するこ […]


筒井康隆さん〈最後の作品集〉『カーテンコール』が刊行

9月24日に89歳の誕生日を迎えた文壇最後の巨匠、筒井康隆さん自ら、「これがおそらくわが最後の作品集になるだろう」と宣言する『カーテンコール』が11月1日に新潮社より刊行されました。   巨匠・筒井康隆さん、ついに「最後の作品集」を11月1日に刊行! 名作の登場人物たちも勢揃いする極上の掌篇小説25篇 〈巨匠、最後の挨拶〉のような本書は、この3年ほど書き継いできた25篇もの珠玉の掌篇小説 […]


筒井康隆さん「ジャズ大名」を舞台化! 千葉雄大さん、藤井隆さんらが出演

KAAT神奈川芸術劇場のプロデュースにより、筒井康隆さん著「ジャズ大名」が舞台化され、2023年12月9日 (土) ~2023年12月24日 (日)に神奈川芸術劇場〈ホール〉(神奈川県横浜市中区山下町281)にて上演されます。チケットはカンフェティにて2023年10月7日(土)10:00より一般発売を開始します。   巨匠・筒井康隆さんの傑作小説を演出家・福原充則さんが舞台化 音楽とダン […]


【第59回谷崎潤一郎賞】津村記久子さん『水車小屋のネネ』が受賞

中央公論新社は8月21日、第59回谷崎潤一郎賞の受賞作を発表しました。   第59回谷崎潤一郎賞が決定! 第59回(令和5年)谷崎潤一郎賞の選考会が8月21日に行われ、池澤夏樹さん、川上弘美さん、桐野夏生さん、筒井康隆さん、堀江敏幸さんの選考委員5名による審査の結果、次の通り受賞作が決定しました。   <第59回谷崎潤一郎賞 受賞作品> 津村記久子(つむら・きくこ)さん 『水車 […]


生誕90周年!イラストレーター真鍋博さんが手がけた書籍・雑誌・業界誌約970点を収録『真鍋博 本の本』が刊行

イラストレーター真鍋博さんが手がけた書籍・雑誌・業界誌約970点を収録した『真鍋博 本の本』(編:五味俊晶さん)がパイ インターナショナルより刊行されました。   1冊の本が未来を変えると信じた時代 イラストレーター・エッセイストとして活躍した真鍋博さん。星新一さんや筒井康隆さんらの小説をはじめとする書籍装幀から雑誌の表紙まで、 974点をアーカイブします。   作家・担当編集 […]


【第46回川端康成文学賞】上田岳弘さん「旅のない」が受賞

新潮社は、前年に発表された短篇小説の中で最も完成度の高い作品に贈る「第46回川端康成文学賞」の受賞作を発表しました。   第46回川端康成文学賞が決定! 日本で最も権威のある短篇小説賞「第46回川端康成文学賞」の選考会が4月7日に開催され、次の通り受賞作品が決定しました。   <第46回川端康成文学賞 受賞作品> 上田岳弘(うえだ・たかひろ)さん 「旅のない」(『群像』2021 […]


「ハヤカワ文庫JA」が1500番到達!記念復刊フェアを開催 JAの初期ラインナップから小松左京さん・光瀬龍さん・筒井康隆さん・平井和正さん・半村良さん・眉村卓さんの名作6点を復刊

早川書房が1973年に創刊した文庫レーベル「ハヤカワ文庫JA」が、樋口恭介さん編著『異常論文』の10月刊行をもって、1500番に到達しました。 これを記念し、JAの初期ラインナップからSF作家第一世代の名作6点を復刊し、「ハヤカワ文庫1500番到達記念復刊フェア」を全国主要書店で順次開催中です。   <復刊ラインナップ> ※新カバーデザインは、岩郷重力さん/イラストは各作家と関わりの深い […]