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石田夏穂さん〈ボディ・メイキング〉小説『ミスター・チームリーダー』が刊行

デビュー以来2度芥川賞候補となり、文学界の期待を背負う石田夏穂さんのボディ・メイキング小説『ミスター・チームリーダー』が新潮社より刊行されました。   理想を求める中間管理職の奮闘に切り込む、シニカルなボディ・メイキング文学   「天才のゲラ読んでる」ってLINEしまくった同業者の皆、これだよ~!! 人間という迷宮を爆笑と感嘆で読まされる。石田夏穂、今作も唯一無二! ――朝井リ […]


旬の商品に群がり稼ぐ「転売ヤー」の現場に密着! 奥窪優木さん『転売ヤー 闇の経済学』が刊行

旬の商品に群がり稼ぐ「転売ヤー」の現場に密着・徹底取材した異色のノンフィクション、奥窪優木さん著『転売ヤー 闇の経済学』が新潮社より刊行されました。   推しグッズに限定品、発売前から人気の新商品――どこにでも現れる転売ヤーたちの手口と本音とは 「世の中から転売は無くならないですよ」……ある転売ヤーは、著者にそう語りました。彼らは、どのようにして商品を入手し、売りさばいているのか。カラク […]


石田夏穂さん『ミスター・チームリーダー』刊行記念!羽田圭介さんとのトークイベントを開催

デビュー以来2度芥川賞候補となった作家・石田夏穂さんのボディ・メイキング小説『ミスター・チームリーダー』が新潮社より2024年11月20日(水)に刊行されます。これを記念して、青山ブックセンター本店にて、石田夏穂さんと作家・羽田圭介さんによるトークイベントが11月24日(日)に開催されます。   「『ミスター・チームリーダー』刊行記念 石田夏穂×羽田圭介トークイベント」開催概要 今回のイ […]


胸の奥底にあった「母であることの苦悩」が溢れ出す――『母親になって後悔してる、といえたなら』が刊行

NHKクローズアップ現代「“母親の後悔” その向こうに何が」を書籍化、日本の母親たちが胸の奥底に秘めた感情に丁寧に寄り添った、髙橋歩唯さん・依田真由美さん著『母親になって後悔してる、といえたなら 語りはじめた日本の女性たち』が新潮社より刊行されました。   言葉にしてはいけない思い? 「母親にならなかった後悔」は自明のものとされているのに、「母親になった後悔」はなぜ語られないのか。世界中 […]


「蔦重」はいかにして江戸のメディア王にのし上がったか――増田晶文さん『蔦屋重三郎 江戸の反骨メディア王』が刊行

江戸時代の天才編集者の波乱に満ちた人生をたどる、増田晶文さん著『蔦屋重三郎 江戸の反骨メディア王』が新潮選書より刊行されました。   大河ドラマ「べらぼう」の主人公はこの男! 『稀代の本屋 蔦屋重三郎』『絵師の魂 渓斎英泉』『楠木正成 河内熱風録』など史実を元にした歴史小説に定評がある作家、増田晶文さんが、遊郭ガイドや狂歌集でベストセラーを連発し、幕府の言論統制に「笑い」で立ち向かった天 […]


ヒョウアザラシのヒョーは、荒廃した世界を漂流する――一條次郎さん『チェレンコフの眠り』が文庫化

『レプリカたちの夜』著者、一條次郎さんによる長編小説『チェレンコフの眠り』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。   「なんてチャーミングな一冊」江國香織さん絶賛! 愛おしいほどの不条理に満ちた旅の物語 「とにかくこの小説を世に出すべきだと思いました」と伊坂幸太郎さんが激賞したデビュー作『レプリカたちの夜』が大ヒットとなった鬼才・一條次郎さん。その唯一無二の不思議な読後感で読者を魅了 […]


「闇落ち」なんて生ぬるい! 月村了衛さん『虚の伽藍』が刊行

『土漠の花』(日本推理作家協会賞受賞)、『欺す衆生』(山田風太郎賞受賞)、『半暮刻』など、数多くのベストセラーを通して、現代日本の抱える闇を描き続ける作家・月村了衛さんが闇社会をのし上がっていく若き僧侶を描く『虚の伽藍』が新潮社より刊行されました。   坊主、フィクサー、ヤクザ――より多くの金をつかんだ者が、京都を制する!   『闇金ウシジマくん』『九条の大罪』の作者、真鍋昌平 […]


なぜ「極論」が勝ってしまうのか? ベストセラー『民主主義の死に方』著者がアメリカで起きている異常事態を描いた『少数派の横暴』が刊行

多数派よりも少数派が力を持つようになったアメリカの衝撃の実態を描き出す、スティーブン・レビツキーさん&ダニエル・ジブラットさん著『少数派の横暴 民主主義はいかにして奪われるか』(訳:濱野大道さん)が新潮社より刊行されました。 共和党のトランプ前大統領の政治手法を鋭く批判してきた二人の政治学者が、アメリカ政治の歴史や仕組みを掘り下げ、なぜ共和党がアメリカ政治の決定権を握ってしまったのか、そしてなぜ共 […]


伊与原新さん〈科学のきらめきを湛えた〉短編集『藍を継ぐ海』が刊行

代表作『月まで三キロ』『八月の銀の雪』、そして窪田正孝さん主演でドラマ化の『宙わたる教室』など、科学だけが気づかせてくれる大切な未来を描く伊与原新さんの短篇集『藍を継ぐ海』が新潮社より刊行されました。   今日も日本のどこかで、大事なことを引き受け、伝える人がいる――   壮大な歴史の上に、私たちは立っている。 人の想いを継いで、今がある――。そんな奇跡が紡がれています。  ― […]


ただ、幸せを願っただけなのに――中江有里さんが罪を犯し愛を諦めた母娘の半生を描く『愛するということは』が刊行

女優、作家、そして歌手として活躍する中江有里さんの長篇小説『愛するということは』が新潮社より刊行されました。   あらゆる母娘に、愛は存在するのか? 主人公の里美は、娘の汐里と2人暮らし。若い頃の前科が原因で家族とは疎遠となり、やがて生活に困窮した里美はある罪を犯してしまいます。里見は愛を夢見て、他者を妬み、やがて成長した汐里は愛を求めて、姿を消します。一度は訣別したふたりが、再び巡りあ […]