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宇佐美まことさん〈慟哭と郷愁〉のミステリ『その時鐘は鳴り響く』が刊行

『愚者の毒』『展望塔のラプンツェル』などの話題作で注目を集める、日本推理作家協会賞受賞作家・宇佐美まことさんの長編ミステリ『その時鐘は鳴り響く』が東京創元社より刊行されました。   過去と現在が交錯する時明かされる、驚愕の真相とは? 物語は赤羽での殺害現場から始まります。六十代と思われる身なりの良い男性が刺殺体で見つかりました。事件の捜査を担当するのは、赤羽署の刑事である黒光亜樹(くろみ […]


かつて名探偵だったあなたと助手だったわたしは、何をしたのか――桜庭一樹さん『名探偵の有害性』が刊行

桜庭一樹さんが平成を見つめ直しながら令和を照射するミステリ・エンタテインメント『名探偵の有害性』が東京創元社より刊行されました。   かつての名探偵と助手は「普通の人」になっていた――20年後、再会した彼らの物語が再び動き出す 本書は、《GOSICK》シリーズや『赤朽葉家の伝説』の著者、桜庭一樹さんによるミステリ・エンタテインメント作品です。東京創元社の文芸誌『紙魚の手帖』に2023年4 […]


男が死んだ…女は整形し、過去を捨て、北陸へ逃げた――花房観音さん『果ての海』が文庫化

女が過去を捨て逃亡、北陸で別人生活、眼前には日本海と断崖絶壁……。松本清張『ゼロの焦点』も思い起こさせる、小説家・花房観音さんのサスペンス長編『果ての海』が文庫化され、新潮文庫より刊行されました。整形しすべてを捨ててでも、逃げ続けるその理由は何なのか。”逃げる女”の生き様を描く圧巻の物語です。   松本清張『ゼロの焦点』を彷彿とさせる、”逃げる女”の生き様サスペンス 殺人、愛人、逃亡、整 […]


白川尚史さん「第22回『このミステリーがすごい!』大賞」大賞受賞作『ファラオの密室』が刊行

古代エジプトの信仰を背景に描かれる空前絶後の本格ミステリー、白川尚史さんの「第22回『このミステリーがすごい!』大賞」大賞受賞作『ファラオの密室』(「ミイラの仮面(マスク)と欠けのある心臓(イヴ)」を改題)が宝島社より刊行されました。   ピラミッドの密室の謎と、自分が死んだ理由を3日以内に明かせ! 本書は、主人公の神官・セティがミイラになって蘇り、自分が死んだ理由を解き明かしていく、古 […]


【第22回『このミステリーがすごい!』大賞】白川尚史さん「ミイラの仮面と欠けのある心臓」が大賞を受賞 文庫グランプリに遠藤かたるさんと浅瀬明さん

宝島社は、ミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的とする公募新人賞「第22回『このミステリーがすごい!』大賞」の受賞作を発表しました。   第22回『このミス』大賞が決定! 大賞受賞者は東大卒の起業家、マネックスグループ取締役 応募総数409作品の中から、1次選考(24作品通過)、2次選考(6作品通過)を経て、第22回『このミステリーがすごい!』大賞は、白川尚史(しら […]


森バジルさん「第30回松本清張賞」受賞作『ノウイットオール』が刊行

今年4月に第30回松本清張賞を受賞した、森バジルさん著「ノウイットオール」が書籍化され、文藝春秋より刊行されました。   この小説は、選考委員への「挑戦状」だ! 本書は、同じ街・同じ時代を舞台にした、「推理小説」「青春小説」「科学小説」「幻想小説」「恋愛小説」という5つの異なるジャンルの短編からなる連作短編集です。   【選考委員「選評」より】 ◆阿部智里さん 5つの同じで異な […]


この小説がフィクションであり続けるかどうかは、私たちにかかっている!ヒラリー・クリントン元国務長官&ルイーズ・ペニーさん『ステイト・オブ・テラー』が刊行

ヒラリー・クリントンさん&ルイーズ・ペニーさん著『ステイト・オブ・テラー』(訳:吉野弘人さん)が小学館より刊行されました。   国務長官経験者にしか描けない、米国安全保障外交の複雑な内幕! 「政治と外交の舞台では、あらゆることが見た目どおりではない」 当選したばかりの大統領は、予備選でライバル候補を支援してきた最大の政敵を国務長官に選んだ。新たな国務長官エレン・アダムスは、過去四年間、前 […]


【第75回日本推理作家協会賞】芦辺拓さん『大鞠家殺人事件』が〈長編および連作短編集部門〉を受賞 短編部門は逸木裕さんと大山誠一郎さん、評論・研究部門は小森収さん

日本推理作家協会は4月25日、第75回日本推理作家協会賞の受賞作を発表しました。   第75回日本推理作家協会賞が決定! 第75回日本推理作家協会賞の各部門の受賞作は次の通りです。   <長編および連作短編集部門> 芦辺拓(あしべ・たく)さん 『大鞠家殺人事件』(東京創元社)   <短編部門> ◎逸木裕(いつき・ゆう)さん 「スケーターズ・ワルツ」(『小説 野性時代』 […]


シリーズ累計80万部突破&ドラマ化「元彼の遺言状」シリーズ初の連作短編集『剣持麗子のワンナイト推理』が刊行

宝島社は、新川帆立さんの第19回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品『元彼の遺言状』のシリーズ第3弾として、『剣持麗子のワンナイト推理』を刊行しました。本書の発売をもってシリーズ累計発行部数は80万部を突破します。   剣持麗子、再登場!新川帆立さんが疲れた大人に贈る、睡眠不足ミステリー 『剣持麗子のワンナイト推理』は、女性弁護士・剣持麗子が大手法律事務所で忙しく働く業務の合間、主に […]


綾瀬はるかさん主演でドラマ化『元彼の遺言状』シリーズが累計60万部突破! シリーズ第3弾『剣持麗子のワンナイト推理』は4月刊行

宝島社が主催する第19回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞を受賞した、新川帆立さん著『元彼の遺言状』がシリーズ累計60万部を突破しました。   主演・綾瀬はるかさん、共演・大泉洋さんの連続ドラマが4月スタート! 初の短編集も4/8発売 『元彼の遺言状』は、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という元彼の奇妙な遺言を受け、主人公の弁護士・剣持麗子が依頼人と共謀して分け前を狙う遺産相続 […]