2021年10月に58歳で急逝した作家・山本文緒さんの闘病日記『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』が新潮社より刊行されました。 お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない―― 58歳で急逝した作家・山本文緒からのラストメッセージ 山本文緒さんは会社員を経て作家デビュー、『恋愛中毒』などで人気を集め、2001年に『プラナリア』で直木賞を受賞、その後うつ病を患って書けなくな […]
受賞,本の紹介
新潮社が発行する『小説新潮』2021年12月号(11月22日発売)では、「日本ファンタジーノベル大賞2021」の結果発表および、恩田陸さん、森見登美彦さん、ヤマザキマリさんの選評を掲載しています。 また、山本文緒さん追悼エッセイ「ありがとう、山本文緒さん」も掲載されています。 「日本ファンタジーノベル大賞2021」は、藍銅ツバメさん「鯉姫婚姻譚」が大賞に決定! 再スタートから今年で5 […]
ニュース
作家の山本文緒(やまもと・ふみお=本名:大村暁美)さんが10月13日、膵臓がんのため死去しました。58歳。神奈川県出身。葬儀は近親者で行われました。後日、お別れの会を都内で開く予定。 山本文緒さんは、1962年生まれ。神奈川大学経済学部卒業。OL生活を経て、1987年「プレミアム・プールの日々」でコバルト・ノベル大賞佳作入選し作家デビュー。以降、1988年に初の著書『きらきら星をあげ […]
中央公論新社は8月20日、令和3年(第16回)中央公論文芸賞の受賞作を発表しました。 第16回中央公論文芸賞が決定! 第16回中央公論文芸賞の選考会が8月20日に開催され、浅田次郎さん、鹿島茂さん、林真理子さん、村山由佳さんの選考委員4氏による審査の結果、次の通り受賞作が決定しました。 <第16回中央公論文芸賞 受賞作品> 山本文緒(やまもと・ふみお)さん 『自転しなが […]
「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」を決める本屋大賞の2021年度のノミネート作品が決定しました。 本屋大賞について 本屋大賞は、出版不況の中、「商品である本と、顧客である読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、出版業界に新しい流れをつくる、ひいては出版業界を現場から盛り上げていけないか」という趣旨で設立され、「NPO法人 本屋大賞実行委員会」が運営。書店(オ […]
『恋愛中毒』『プラナリア』などで知られる作家・山本文緒さんの7年ぶりとなる新作『自転しながら公転する』が、新潮社より刊行されました。 新海誠さん推薦! 人生に息苦しさを感じるすべての人に温かなエールを送る、共感度100%小説! 今作の主人公は32歳で転機を迎え、東京を離れ茨城の実家に戻り、近所のアウトレットモールのショップで契約社員として働く女性。 お金、結婚、安定した仕事、子供、家 […]