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昨年急逝、津原泰水さん最後の長編小説『夢分けの船』が刊行

昨年10月2日、58歳で急逝した津原泰水さん最後の長編小説『夢分けの船』が河出書房新社より10月12日に刊行されます。音楽と青春と幽霊が奏でる、切なくも美しい青春の物語です。   舞台は現代、文体は明治・夏目漱石(新仮名)という挑戦 執筆開始から15年・530枚の長編小説   四国から東京へ。 映画音楽の勉強のため、専門学校へ通うこととなった修文(よしふみ)は、引っ越し先・風月 […]


「シン・サークルクラッシャー麻紀」「科挙ガチ」の佐川恭一さん幻のデビュー作『終わりなき不在』が文庫化

『シン・サークルクラッシャー麻紀』『科挙ガチ』で話題の人気カルト作家・佐川恭一さんの幻のデビュー作『終わりなき不在』が文庫化されネコノスより刊行されました。   入手困難だった〝幻のデビュー作品〟を文庫版として刊行 「これは、魂のベスト本である。」 ―― 純文学Youtuberつかっちゃん さん   怪作『シン・サークルクラッシャー麻紀』(破滅派)が、田村淳さん(ロンドンブーツ […]


幻のデビュー作「花に眩む」を収録!彩瀬まるさん短編集『花に埋もれる』が刊行

イギリスの老舗文芸誌「GRANTA」に掲載された短編「ふるえる」を含む、作家・彩瀬まるさんの最新刊『花に埋もれる』が新潮社より3月17日に刊行されました。   イギリス老舗文芸誌「GRANTA」が認めた作家・彩瀬まるさんの新刊『花に埋もれる』 刊行前に海外翻訳も決定! 2010年「女による女のためのR-18文学賞」を受賞しデビューした作家・彩瀬まるさんの最新刊『花に埋もれる』は、これまで […]


『ガーンズバック変換』『円 劉慈欣短編集』刊行記念!陸秋槎さん×大森望さん「SF対談・サイン会」を開催

日本在住の華文ミステリ作家・陸秋槎さんの日本オリジナルSF短編集『ガーンズバック変換』が2月21日、劉慈欣さんの短編集『円』文庫版が3月7日、ともに早川書房より刊行されます。 刊行を記念して、八重洲ブックセンター本店にて、『ガーンズバック変換』著者の陸秋槎さんと『円』翻訳者の大森望さんによるSF対談・サイン会が3月11日(土)に開催されます。   陸秋槎さん×大森望さん「SF対談・サイン […]


【第21回『このミステリーがすごい!』大賞】小西マサテルさん「物語は紫煙の彼方に」が大賞を受賞 文庫グランプリに美原さつきさんとくわがきあゆさん

宝島社は、ミステリー&エンターテインメント作家・作品の発掘・育成を目的とする公募新人賞「第21回『このミステリーがすごい!』大賞」の受賞作を発表しました。   第21回『このミステリーがすごい!』大賞が決定! 応募総数447作品の中から1次選考(19作品通過)、2次選考(8作品通過)を経て、第21回『このミステリーがすごい!』大賞は、小西マサテル(こにし・まさてる)さんの「物語は紫煙(し […]


荻堂顕さんデビュー二作目『ループ・オブ・ザ・コード』が刊行

荻堂顕さんのデビュー二作目となる『ループ・オブ・ザ・コード』が新潮社より刊行されました。   小島秀夫さん、貴志祐介さん、東山彰良さん、大森望さん激賞! 災厄、虐殺、自己喪失。混沌を生きる現代に捧ぐ、近未来諜報小説の新たな地平 2020年、26歳の時に書き上げた『擬傷の鳥はつかまらない』で第7回新潮ミステリー大賞を受賞(受賞時のタイトルは「私たちの擬傷」)し、作家デビューを果たした荻堂顕 […]


『三体X 観想之宙』刊行記念!上田早夕里さん&大森望さんオンライントークショーを開催

〈三体〉シリーズの劉慈欣さんの公認スピンオフ、宝樹(バオシュー)さん著『三体X 観想之宙』が早川書房より刊行されました。 これを記念して、丸善ジュンク堂書店では、作家・上田早夕里さんと翻訳家・大森望さんによるオンラインイベント「真夏の三体祭りだ!『三体X 観想之宙』刊行記念 上田早夕里さん&大森望さんオンライントークショー」を8月20日(土)に開催します。   「真夏の三体祭りだ!『三体 […]


劉慈欣さん物語絵本『火守』刊行記念!『三体』翻訳者・大森望さん×『火守』翻訳者・池澤春菜さんがオンライントークイベントを開催

KADOKAWAは、『三体』の著者・劉慈欣さんによる唯一の物語絵本『火守』の刊行を記念したウェビナートークイベントを開催します。   『火守』刊行記念トークイベント【大森望×池澤春菜「中国のSF作家・劉慈欣を、思いきり語ります!」】開催概要 中国SF『三体』の著者・劉慈欣さんの物語絵本『火守』の刊行を記念して、『三体』翻訳者の大森望さんをゲストに、『火守』の翻訳者にして日本SF作家クラブ […]


〈鏡三部作〉完結篇!佐藤究さんクライムノベルの新究極『テスカトリポカ』刊行 試し読み&内藤麻里子さん・大森望さん・柳原孝敦さん書評を公開

佐藤究さんの最新小説『テスカトリポカ』が、KADOKAWAより刊行されました。 佐藤さんは『QJKJQ』で江戸川乱歩賞を受賞してデビュー後 、長編第2作目となる『 Ank: a mirroring ape 』で大藪春彦賞と吉川英治文学新人賞をW受賞 。本作は、それ以来3年半ぶりの刊行となる長編第3作で、デビューから続く〈鏡三部作〉の完結篇に位置付けられる作品です。   われらは彼の奴隷― […]


恩田陸さん小説『灰の劇場』&ムック『恩田陸 白の劇場』が同時刊行! 「三面記事」から始まる物語、二人の女性の人生の「踊り場」、侵食される「日常」

河出書房新社は、恩田陸さんの単行本最新刊『灰の劇場』とムック『文藝別冊 恩田陸 白の劇場』を2021年2月に同時刊行します。   1991年に衝撃のデビュー作『六番目の小夜子』が「ファンタジーノベル大賞」最終候補となってから30年。稀代のストーリーテラーである恩田陸さんがデビュー間もないころから抱えていた「宿題」が、ついに『灰の劇場』として誕生しました。 『文藝別冊 恩田陸 白の劇場』は […]