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冥官伝説の小野篁が主人公!? 古川日出男さん〈人類史オペラ小説〉『京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る』が刊行

古川日出男さんによる奇想天外で壮大な”人類史オペラ小説”『京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る』が河出書房新社より刊行されました。   コロナ禍の現代京都に出現した小野篁が紫式部、二島由紀夫と合流し、観光地めぐりとご当地グルメを堪能 やがて巨大オオサンショウウオに乗って地獄に行き、そこで目にした光景とは――? コロナ禍の現代京都に冥官・小野篁(おののたかむら)が出現。 紫式部 […]


佐藤究さん〈直木賞受賞第一作〉『幽玄F』が刊行

佐藤究さんの直木賞受賞後第一作『幽玄F』が河出書房新社より10月20日に刊行されました。   山本周五郎賞、直木賞をダブル受賞した『テスカトリポカ』から2年、構想5年――『幽玄F』が発売に 『QJKJQ』で第62回江戸川乱歩賞を受賞。次作『Ank: a mirroring ape』では、第20回大藪春彦賞と第39回吉川英治文学新人賞を、続く2021年『テスカトリポカ』が第34回山本周五郎 […]


【第22回小林秀雄賞・新潮ドキュメント賞】小林秀雄賞は平野啓一郎さん『三島由紀夫論』、新潮ドキュメント賞は三浦英之さん『太陽の子』が受賞

新潮社は8月25日、第22回小林秀雄賞および第22回新潮ドキュメント賞の選考結果を発表しました。 両賞とも、受賞作には記念品および副賞として100万円が贈られます。贈呈式は10月6日(金)に都内にて開催。   第22回小林秀雄賞 受賞作品 第22回小林秀雄賞の受賞作品は次の通りです。   <第22回小林秀雄賞 受賞作品> 平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)さん 『三島由紀夫論』 […]


三島由紀夫の全集未収録掌篇「恋文」が『新潮』2021年5月号に発掘掲載!

昨年、没後50年を迎えた三島由紀夫の出世作となった『仮面の告白』が刊行された1949年、24歳のときに発表した小説が、同年の「朝日新聞」に掲載されていました。 「恋文」と題されたこの作品は、全集・単行本には未収録。4月7日発売の『新潮』5月号では、発掘小説として「恋文」を全文掲載しています。   「朝日新聞」記事で話題の三島由紀夫全集未収録掌篇が『新潮』5月号に発掘掲載! 2020年に没 […]


『金閣を焼かねばならぬ』内海健さん大佛次郎賞受賞記念講演会「金閣炎上――理性と狂気の出会い」開催

大佛次郎記念館と朝日新聞社は、第47回大佛次郎賞を『金閣を焼かねばならぬ 林養賢と三島由紀夫』 (河出書房新社)で受賞した内海健さんの受賞記念講演会「金閣炎上――理性と狂気の出会い」を6月27日に横浜市開港記念会館で開催します。   第47回大佛次郎賞受賞作『金閣を焼かねばならぬ』の著者、精神科医・内海健さんが語る 2020年(第47回)大佛次郎賞は衝撃的なタイトルの本が受賞しました。 […]


名作の陰に炎上あり!『炎上案件 明治/大正 ドロドロ文豪史』刊行 文豪たちが悶え苦しんだ小説よりも奇なるドロドロな事実とは

山口謠司さん著『炎上案件 明治/大正 ドロドロ文豪史』が、集英社インターナショナルより刊行されました。   不倫、DV、薬物、同性愛、毒親、なんでもあり! 炎上文豪オールスター大集結! 本書は、今の時代であれば炎上間違いなしの、不倫、DV、誹謗中傷や、はたまた低すぎる自己肯定感、中二病、毒親など、文豪たちがドロドロと悶え苦しんだエピソードを集めたものです。   本書で紹介されて […]


【第72回読売文学賞】岡田利規さん、中村哲郎さん、井上隆史さん、坪井秀人さん、池田澄子さん、角田光代さんが受賞

読売新聞社は2月1日、同社が主催する第72回(2020年度)読売文学賞の受賞作を発表しました。   第72回読売文学賞、6部門が決定! 第72回読売文学賞は、次の通り受賞作が決定しました。   ■小説賞 該当作なし ■戯曲・シナリオ賞 岡田利規(おかだ・としき)さん 『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』(白水社) ■随筆・紀行賞 中村哲郎(なかむら・てつろう)さん 『評話集 勘三郎 […]


三島由紀夫が最も信頼した外国人ジャーナリストが息子に明かした文豪の素顔とは ハリー杉山さんロングインタビューが『yom yom』12月号に掲載

ハリー杉山さんのロングインタビュー「僕と父と三島由紀夫」が新潮社の電子書籍文芸誌『yom yom』12月号(11月20日配信)に掲載されています。   ハリー杉山さんが語る父と“敵国の友人”三島由紀夫の交流 モデル、タレント、俳優として幅広い活躍を続けるハリー杉山さんは、『フィナンシャル・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』などの東京支局長を歴任した英国人ジャーナリストのヘンリー・スコッ […]


三島由紀夫が自決直前、最後の小説を託した文芸誌『新潮』が12月号で100ページ強の没後50年大特集! トリビュート創作から最前線の評論、貴重な新事実まで

11月25日に没後五十年を迎える三島由紀夫の主要作品を刊行してきた新潮社では、「新・三島由紀夫」フェアを展開しており、11月7日発売の『新潮』12月号でも巻頭企画として、三島由紀夫特集を掲載しています。   トリビュート創作から最前線の評論、貴重な新事実まで――三島由紀夫を大特集! 1970年11月25日、市ヶ谷自衛隊駐屯地での「事件」から50年。日本文学に大きな軌跡を残した三島由紀夫は […]


シリーズ・戦後思想のエッセンス『三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』刊行 天才少年から肉体右翼へ――その裏にある一貫したストーリーを精確に描き出す!

浜崎洋介さん著『シリーズ・戦後思想のエッセンス 三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』がNHK出版より刊行されました。   自伝『太陽と鉄』から“謎”を一挙に解明する! ノーベル賞候補にもなっていた日本社会のスーパースター・三島由紀夫はちょうど50年前、自衛隊に乗り込んで派手な自決を遂げました。 三島はなぜこんなことをしたのか?この事件にはどんな意味があったのか? &nbsp […]