現代パレスチナ文学の旗手アダニーヤ・シブリーさん「国際ブッカー賞」候補作『とるに足りない細部』が刊行
現代パレスチナ文学の旗手、アダニーヤ・シブリーさんによる、国際ブッカー賞候補にもなった中篇小説『とるに足りない細部』日本語訳版が河出書房新社より刊行されました。 1949年8月、「ナクバ(大災厄)」渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性――二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る 『とるに足りない細部』(英訳タイトル『Minor D […]
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現代パレスチナ文学の旗手、アダニーヤ・シブリーさんによる、国際ブッカー賞候補にもなった中篇小説『とるに足りない細部』日本語訳版が河出書房新社より刊行されました。 1949年8月、「ナクバ(大災厄)」渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性――二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る 『とるに足りない細部』(英訳タイトル『Minor D […]
アメリカとイスラエルの「特別な関係」を長年取材してきた船津靖さんの著書『聖書の同盟 アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか』(KAWADE夢新書)が河出書房新社より刊行されました。 大統領選にも影響する、アメリカからの”偏愛”の構造を、ユダヤ教とキリスト教の関係からひもとく! 2023年10月、ハマスによる大規模テロが行なわれ、イスラエルは即座に反撃、ガザ地区 […]
史上初の個人編集版「世界文学全集」「日本文学全集」全60巻を10年にわたって編纂し、昨年、新たな代表作『また会う日まで』を上梓した池澤夏樹さんが「今」どうしても書かざるを得なかった一冊、『ノイエ・ハイマート』が新潮社より刊行されました。 現在も増え続ける3530万人の難民(※UNHCR調べ/2022年末時点) 「ノイエ・ハイマート」とはドイツ語で「新しい故郷」を意味する言葉です。ベル […]
世界を欺くイスラム過激派テロ組織ハマスの正体をイスラム思想の専門家・飯山陽さんが暴く『ハマス・パレスチナ・イスラエル メディアが隠す事実』が扶桑社より刊行されました。 メディアや「専門家」の言う「ハマスも悪いが、イスラエルはもっと悪い」説は本当か? 〈はじめに―”弱者は正義”病に冒されたメディアと「専門家」〉より一部抜粋 《そもそもハマスはパレスチナ人の代表ではない。パ […]
早稲田大学教授・岡真理さんによる緊急セミナーを書籍化した『ガザとは何か パレスチナを知るための緊急講義』が大和書房より刊行されました。 京都大学・早稲田大学で開催された緊急セミナーを書籍化 10月7日に起きた「ハマース・イスラエル戦争」を受けて、パレスチナ問題を長年研究する岡真理・早稲田大学教授による緊急セミナーが京都大学・早稲田大学で10月末に開催されました。 「パレスチナ問題の本 […]
イスラエル問題のルーツを解き明かす、長谷川修一さん著『世界史のリテラシー ユダヤ人は、いつユダヤ人になったのか ~バビロニア捕囚』がNHK出版より刊行されました。 本書は、2023年5月に創刊された誰もが疑問を抱く一つの「問い」を軸に、現在と未来を見通すシリーズ「世界史のリテラシー」の第4弾。今、さらに重要性を増す「ユダヤ人とは何者か」という疑問について、紀元前の「バビロニア捕囚」をキーワードに挑 […]
河出書房新社は、在庫僅少となっていたパレスチナ人作家・カナファーニー著『ハイファに戻って/太陽の男たち』(河出文庫/2017年6月初版刊行)の緊急重版を決定しました。重版出来は2023年11月7日を予定しています。 SNSで話題!パレスチナ解放を訴え続けた作家カナファーニーの代表作を緊急重版 2023年10月7日に行われたイスラム組織ハマスのイスラエルへの奇襲攻撃。そしてこれに対抗す […]
イスラエル-パレスチナ問題の歴史的経緯と基礎知識、現在の状況などを、初めて触れる人にもわかりやすく書き下ろした『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』(著:ダニエル・ソカッチさん、訳:鬼澤忍さん)がNHK出版より刊行されました。 世界中が注視する“この国”を知るための入門書『イスラエル 人類史上最もやっかいな問題』 「イスラエルについてどう思う?」と問われたら、あなたはなんと答えま […]
NHK文化センターでは、京都大学大学院教授の岡真理さんを講師に迎え、パレスチナ問題と、戦争によって難民となったアラブの人々が書いた文学についての講座を2021年9月10日(金)から開講します。11月まで全6回のカリキュラムを、オンライン(Zoomウェビナー)で学べます。 パレスチナ問題とは パレスチナ問題は、「世界で最も解決が難しい紛争」とも言われ、70年以上、対立が続いています。 […]