近年、代表作の『シンプルな情熱』と『事件』が映画化され、ふたたび高い注目を集めているフランスの作家アニー・エルノーさんがノーベル文学賞を受賞しました。 代表作『シンプルな情熱』と『事件』が映画化、アニー・エルノーさんがノーベル文学賞を受賞 アニー・エルノーさんは、自らの体験を色濃く反映した自伝的作品を多数発表。近年、代表作『シンプルな情熱』と『事件』が映画化され、ふたたび高い注目を集 […]
冷戦下のソ連で、一冊の小説を武器に世界を変えようと危険な任務に挑んだ女性たちを描いた、ラーラ・プレスコットさん著『あの本は読まれているか』(訳:吉澤康子さん)が創元推理文庫から刊行されました。 単行本版刊行前から大きな話題を呼んだ作品 『あの本は読まれているか』は、デビュー作にも関わらずアメリカで出版契約金200万ドル(約2億円)、初版20万部という異例の規模で出版されました。約30 […]
NHK文化センターは、ノーベル文学賞の受賞作家・作品を紹介するオンライン講座「ノーベル文学賞ってオモシロイ!作家と作品について語り合う」を6月24日(金)から全3回で開講します。 賞としての知名度は非常に高い「ノーベル文学賞」ですが、その作品は日本でそれほど読まれているとは言えません。しかし、小説好きならば読んで損しないおもしろい作家・小説ばかり!お茶の水女子大学助教の橋本陽介さんが、主に7人のノ […]
新潮社は、前年に発表された短篇小説の中で最も完成度の高い作品に贈る「第46回川端康成文学賞」の受賞作を発表しました。 第46回川端康成文学賞が決定! 日本で最も権威のある短篇小説賞「第46回川端康成文学賞」の選考会が4月7日に開催され、次の通り受賞作品が決定しました。 <第46回川端康成文学賞 受賞作品> 上田岳弘(うえだ・たかひろ)さん 「旅のない」(『群像』2021 […]
川端康成没後50年にあたる4月を期に、川端の私小説でもあるBL作品『少年』が新潮文庫より刊行されます。今作は、これまで全集でしか読めなかった、貴重で珍しい作品。一冊の本になるのは、目黒書店より単行本が刊行された1951年以来、70年ぶりのことです。 知られざる川端康成のBL作品『少年』が刊行 旧制中学の寄宿舎で、川端が愛した〈美しい後輩の少年〉。ひそやかな二人の特別な関係とは――。 […]
2018年のノーベル文学賞発表を中止に追い込んだ渾身のルポ、マティルダ・ヴォス・グスタヴソンさん著『ノーベル文学賞が消えた日――スウェーデンの#MeToo運動、女性たちの闘い』(訳:羽根由さん)が、平凡社より刊行されました。 すべては、ある「告発」から始まった 2018年5月、ひとつのニュースが世界中を駆けめぐりました。今年のノーベル文学賞は発表中止──。 きっかけとな […]
都甲幸治さん編著『ノーベル文学賞のすべて』が、立東舎より刊行されました。 その誕生から知られざる選考の裏側、今後の受賞予想までまとめた『ノーベル文学賞のすべて』が発売 テレビやネットでよく聞くけれど、その実態はあまり知られていない「世界で1番有名な文学賞」であるノーベル文学賞。 本書では、その誕生から、なかなか知ることのできない選考の裏側、おすすめの歴代受賞者の解説、実際の選考リスト […]
新潮社は、前年に発表された短篇小説の中で最も完成度の高い作品に贈る「第45回川端康成文学賞」の受賞作を発表しました。 第45回川端康成文学賞が決定! 日本で最も権威のある短篇小説賞「第45回川端康成文学賞」の選考会が4月12日に開催され、次の通り受賞作品が決定しました。 <第45回川端康成文学賞 受賞作品> 千葉雅也(ちば・まさや)さん 「マジックミラー」(『ことばと』 […]
日系英国人作家カズオ・イシグロさんの最新長篇『クララとお日さま』(訳:土屋政雄さん)が、早川書房より3月2日に刊行されます。 ノーベル文学賞受賞第1作となる本書は、注文殺到のため、すでに3度の発売前重版が決定。累計発行部数は65,000部となりました。テレビ、新聞、ネットで多数の著者露出が予定されており、さらなる重版も検討されています。 カズオ・イシグロさん著『クララとお日さま』につ […]