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まさか、全戯曲完訳の長い旅に出るなんて――翻訳家・松岡和子さん初の評伝『逃げても、逃げても』が刊行

翻訳家・松岡和子さん初の評伝、草生亜紀子さん著『逃げても、逃げてもシェイクスピア 翻訳家・松岡和子の仕事』が新潮社より刊行されました。   坪内逍遥、小田島雄志に続く全作品翻訳を成し遂げた翻訳家の仕事と人生はこんなにも密接につながっていた――。 結婚、出産、働きながらの育児、そして義母の介護をこなしながら、28年かけてシェイクスピアの全作品に新たな命を吹き込んだ松岡和子さん。その人生と仕 […]


「おまえもか、ブルータス?」河合祥一郎さんが新訳!『新訳 ジュリアス・シーザー』が刊行

KADOKAWAは、英国の中学生が学ぶシェイクスピアの政治劇『新訳 ジュリアス・シーザー』(シェイクスピア/訳:河合祥一郎さん)を角川文庫より刊行しました。   過去未来にわたり、全ての政治指導者暗殺をシェイクスピアが予言した衝撃作! 徹底注釈&詳細な解説付き! 本書は2003年に発売された『新訳 ハムレット』からつづく、シェイクスピア新訳シリーズの第14弾です。 なお、訳者の河合祥一郎 […]


「文学は心に効く」って、本当? 世界文学を人類史と脳神経科学で紐解く『文學の実効』が刊行

神経科学と文学の学位を持ち、スタンフォード大学で教えるシェイクスピア研究者が解説する〈文理融合の教養書〉、アンガス・フレッチャさん著『文學の実効 精神に奇跡をもたらす25の発明』(訳:山田美明さん)がCCCメディアハウスより刊行されました。   人は、物語に救われてきた。なぜ? 世界文学を人類史と脳神経科学で紐解く――米国では出版権が6桁競売に! 小説や詩を読んで心が癒された。そうした経 […]


生きるべきか、死ぬべきか――「優柔不断」な青年は、ある答えにたどり着く! 河合祥一郎さん『シェイクスピア ハムレット 悩みを乗り越えて悟りへ』が刊行

シェイクスピア研究の第一人者である河合祥一郎さんが『ハムレット』を明快に解説する、NHK「100分de名著」ブックス『シェイクスピア ハムレット 悩みを乗り越えて悟りへ』がNHK出版より刊行されました。 父を殺された青年ハムレットは、なぜ復讐を先延ばしにするのか。「理性」と「感情」に引き裂かれる近代人の苦悩を描き出した、シェイクスピア悲劇の最高峰の魅力に触れられる一冊です。   生きるべ […]


【第69回菊池寛賞】小川洋子さん、「高知新聞社」追跡・白いダイヤ取材班、松岡和子さんらが受賞

日本文学振興会は10月11日、第69回菊池寛賞の受賞者および受賞団体を発表しました。   第69回菊池寛賞が決定! 第69回菊池寛賞選考顧問会が開催され、小川洋子さん、「高知新聞社」追跡・白いダイヤ取材班、松岡和子さんらが選出されました。   小川洋子さんは、「三十余年におよぶ文業を通して、静謐さをたたえ、美しさに満ちた独自の作品世界を構築。多くの作品は世界各国語に翻訳され、「 […]


「羅生門」「蜘蛛巣城」×「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄」×「復活の日」「魔界転生」×「転校生」「時をかける少女」――日本を代表する名監督の映画原作を2作一緒に電子書籍で読もう!

KADOKAWAは、角川文庫既刊より「日本を代表する名監督の映画になった原作を読む!」と銘打ち、映画化された原作小説を映画ファンから一般読者まで幅広く楽しめる電子書籍として、4人の監督で2作ずつの合本版、シリーズ4作を1月30日に発売しました。   『黒澤明監督作品「羅生門」「蜘蛛巣城」の原作2冊を合本で読む!』 【収録書籍】 ◎『羅生門・鼻・芋粥』著者:芥川龍之介 ◎『新訳 マクベス』 […]


「小説で読む名作戯曲」シリーズ第2弾『ロミオとジュリエット』刊行 世界一有名な恋愛劇が2時間で読める現代語小説として蘇る!

名作戯曲を読みやすく小説化した「小説で読む名作戯曲」シリーズの第2弾『ロミオとジュリエット』(著:鬼塚忠さん/イラスト:watabokuさん)が2020年5月20日に光文社より刊行されます。   世界一有名な恋物語を小説化! シェイクスピア、チェーホフ、近松門左衛門など「名作」といわれる作品の中には多くの戯曲があります。この素晴らしい物語をもっと多くの人に読んでもらいたいと生まれたのが「 […]