本のページ

SINCE 1991

千早茜さん直木賞受賞第一作『赤い月の香り』が刊行 シリーズ前作『透明な夜の香り』は文庫化

『しろがねの葉』で第168回直木三十五賞を受賞した千早茜さんの受賞第一作となる『赤い月の香り』が集英社より刊行されました。 また、シリーズ前作で第6回渡辺淳一文学賞を受賞した『透明な夜の香り』は文庫化され、集英社文庫より刊行されています。   天才調香師は、人の欲望を「香り」に変える――。   【『赤い月の香り』あらすじ】 「君からはいつも強い怒りの匂いがした」 カフェでアルバ […]


【第168回芥川賞&直木賞】芥川賞に井戸川射子さん「この世の喜びよ」と佐藤厚志さん「荒地の家族」、直木賞は小川哲さん『地図と拳』と千早茜さん『しろがねの葉』

第168回芥川龍之介賞および直木三十五賞の選考委員会が1月19日に東京都内で開催され、それぞれ受賞作が決定しました。   芥川賞は井戸川射子さんと佐藤厚志さんがともに初ノミネートでW受賞! 第168回芥川賞は、下記候補作の中から井戸川射子さんの「この世の喜びよ」(『群像』7月号)と佐藤厚志さんの「荒地の家族」(『新潮』12月号)が受賞作に決定しました。   井戸川射子(いどがわ […]


千早茜さん〈死と背中合わせの「性」〉を描く初の歴史小説『しろがねの葉』が刊行

千早茜さんが、戦国末期のシルバーラッシュに沸く石見銀山で波乱の人生を送る女の生涯を描いた長編小説『しろがねの葉』を新潮社より刊行しました。なお、本作品は千早さん初の歴史小説でもあります。   島本理生さん絶賛!死と背中合わせの「性」を描く、気鋭作家・千早茜さんの新境地となる劇的長編刊行! 「銀山の女は三たび夫を持つ」――デビュー後、間もなく訪れた石見銀山で、千早さんはこの言葉に出会いまし […]