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“M-1 2008優勝”“生粋の漫才オタク”が明かす 「漫才論」「M-1論」「芸人論」――NON STYLE石田明さん『答え合わせ』が刊行

「NON STYLE」石田明さんが「漫才論」を語り尽くす『答え合わせ』がマガジンハウスより刊行されました。

 

漫才の見方が“深化”する新たな漫才バイブル

本書は、漫才に対する分析が鋭すぎて、「石田教授」とも呼ばれている石田明さんが「漫才論」について語り尽くした一冊です。

 
「漫才か漫才じゃないかの違いは何か?」といった【漫才論】から、「なぜM-1ではネタ選びを間違えてしまうのか?」といった【M-1論】まで、漫才やM-1にまつわる疑問に「答え」を出していきます。

読むだけで漫才の見方が一気に「深化」する新たな漫才バイブルです。

 
<漫才師たちからの絶賛の声、続々!>

博多華丸・大吉 博多大吉さん
「分析本の名を借りた、近代漫才の暴露本。ここまでバラすとは!」

ナイツ 塙宣之さん
「くそ! これ読んでたらNON STYLEに勝てたのに!」

令和ロマン 高比良くるまさん
「この1冊でNSC1年分の価値ありますけど逆に大丈夫ですか?」

 

石田明さん コメント

僕がひたすら持っている「漫才愛」をぎゅっと詰め込んだ一冊です。
皆さんが漫才を見てて抱くちょっとした違和感とか、気になるポイントを、できるだけ言語化することで、読んでくれた人により漫才やお笑いを楽しんでもらいたいと思って書きました。
まさに今の僕の「答え合わせの書」です。
――石田明

 

担当編集者 コメント

本書は「漫才論」をテーマにした書籍ではありますが、自分より優秀な人がいる場でどう結果を出すかという「生存戦略」やどうやったら人を惹きつけ、印象に残す一言が出せるかという「言語化の技術」など、仕事や人間関係に生かせるヒントもたくさん詰まっています。お笑い好きはもちろん、ビジネスパーソンの方々にもおすすめしたい一冊です。

 

本書の構成

1章 「漫才か、漫才じゃないか」への回答【漫才論】
「偶然の立ち話」が漫才の原点/真空ジェシカを筆頭に増えてきた「共闘型」/漫才の「?」とどう向き合うか?/「漫才じゃない」の元祖ジャルジャルが見せた涙/結局、「ベタが最強」「アホが才能」/ワイン理論──「くだらない」と言われるボケは強い/“初下ろし”のネタが一番ウケる/関東か、関西か──「言葉」と「ネタ作り」……etc.

2章 「競技化」で漫才はどう変わったか?【M-1論】
面白いだけではダメ、上手いだけでもダメ/「二重奏」のスタイルが爆発したM-1決勝/M-1は「じゃんけん」大会から「何でもあり」大会へ/令和ロマンに授けた「漫才身体論」/「現場主義」でよかった2023年敗者復活/「連続出場は不利」を跳ね返した笑い飯/M- 1で「準優勝」が売れるのは……/賞レースで「ネタ選び」を間違えるワケ ……etc.

3章 「お笑いの得点化」という無理難題に挑む【採点論】
「5つの採点基準」で「各20点ずつ」つける/なぜM-1で「歌ネタ」は評価されにくいのか?/「見逃してもいいボケ」で4分間を駆け抜けたヤーレンズ/ボケは「量」と「質」どちらが重要か?/「つかみ」でお客さんの緊張をほぐす/「あーよかった、伏線回収できた」だけのネタは大減点/芸人審査と一般審査でどう結果が変わるのか? ……etc.

4章 路上から王者へ、挫折からの下克上【コンビ論】
姉に連れて行かれた劇場で「漫才」に魅了された/初のネタ披露は「修学旅行」/チュートリアル、麒麟、キングコング……立ちはだかった壁/「救い」になったブラマヨ吉田さんの言葉/年間50本のネタ作りは続ける/解散危機と再構築/「マクド」みたいな漫才をやっていく ……etc.

5章 漫才、芸人、お笑いの明日はどうなる?【未来論】
今の若手は「見せ方」が足りない/自虐ネタ、ハゲネタ……時代の変化とお笑いについて/「システム漫才」の意外な落とし穴/もう一度「漫才ブーム」「お笑いブーム」は来るのか?/今、注目の若手漫才師/大学お笑いは「狭い国から来たふてぶてしさ」がいい/YouTube・サブスク全盛期に「舞台」に立つ意味 ……etc.

 

著者プロフィール

石田明(いしだ・あきら)さんは、お笑いコンビ「NON STYLE」のボケ、ネタ作り担当。

1980年生まれ、大阪府大阪市出身。中学時代に出会った井上裕介さんと2000年5月にコンビ結成。神戸・三宮でのストリート漫才で人気を博し、baseよしもとのオーディションに合格してプロデビュー。

2006年「第35回上方お笑い大賞」最優秀新人賞受賞、「第21回NHK新人演芸大賞」演芸部門大賞受賞、2007年にNHK「爆笑オンエアバトル」9代目チャンピオン、2008年「M-1グランプリ2008」優勝など、数々のタイトルを獲得。2012年、2013年、2年連続で「THE MANZAI」決勝進出。「M-1グランプリ2015」では決勝の審査員を、「M-1グランプリ2023」では敗者復活戦の審査員を務めた。2021年から、NSC(吉本総合芸能学院)の講師を務め、年間1200人以上に授業を行っている。

ゲストの芸人とともにお酒を飲みながら漫才論や芸人論などを語るYouTubeチャンネル「NON STYLE石田明のよい~んチャンネル」も人気。

 

答え合わせ (マガジンハウス新書)
石田明 (著)

“M-1 2008優勝”“生粋の漫才オタク”がはじめて語る「漫才論」「M-1論」「芸人論」

漫才師たちから絶賛の声、続々!!

博多華丸・大吉 博多大吉
「分析本の名を借りた、近代漫才の暴露本。ここまでバラすとは!」

ナイツ 塙宣之
「くそ! これ読んでたらNON STYLEに勝てたのに!」

令和ロマン 高比良くるま
「この1冊でNSC1年分の価値ありますけど逆に大丈夫ですか?」

 


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