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小指さん『偶偶放浪記』刊行記念!小指さん×岸本佐知子さんトークイベントを開催

漫画家・画家・随筆家の小指さんによる、漫画+エッセイの”旅の本”『偶偶放浪記(たまたまほうろうき)』が白水社より刊行されたことを記念して、青山ブックセンター本店にて、小指さんと翻訳家・岸本佐知子さんによるトークイベント「旅についてのあれこれ」が8月10日(土)に開催されます。

 

トークイベント「旅についてのあれこれ」開催概要

今回のイベントでは、『偶偶放浪記』著者の小指さんと、旅にまつわるエッセイ集『死ぬまでに行きたい海』をかつて上梓し、『偶偶放浪記』に推薦コメントを寄せている岸本佐知子さんが、それぞれの「旅」について語り合います。

 
■開催日時:2024年8月10日(土)13:00~14:30(開場 12:30~)

■料金:1,540円(税込)

■定員:100名

■会場:青山ブックセンター本店 大教室

★詳細&申込み:https://aoyamabc.jp/collections/event/products/8-10-koyubikisimotoevent

 

登壇者プロフィール

 
■小指(こゆび)さん

漫画家、画家、随筆家。1988年生まれ、神奈川県出身。武蔵野美術大学卒業。

過去に自主制作で『夢の本』『宇宙人の食卓』『旅の本』『人生』を発表。2023年、依存症と内省の記録『宇宙人の部屋』(ROADSIDERS)を刊行。白水社PR誌「白水社の本棚」にて「偶偶放浪記」を連載中。

また本名の小林紗織名義で画家として活動し、音楽を聴き浮かんだ情景を描き記録する試み「score drawing」の制作や、岸本佐知子さん・柴田元幸さん編訳『アホウドリの迷信』、リー・アンダーツ著『母がゼロになるまで』等書籍の装画も手掛ける。第12回グラフィック「1_WALL」審査員奨励賞を受賞(選:大原大次郎さん)。

 
■岸本佐知子(きしもと・さちこ)さん

神奈川県出身。上智大学文学部英文学科卒業。翻訳家、エッセイスト、アンソロジスト。

『ねにもつタイプ』(筑摩書房)で第23回講談社エッセイ賞を受賞。翻訳書にショーン・タン『内なる町から来た話』(河出書房新社)、ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』(講談社)、リディア・デイヴィス『話の終わり』(白水社)、アリ・スミス『五月 その他の短篇』(河出書房新社)など。
著書に『気になる部分』『わからない』(白水社)、『なんらかの事情』『ひみつのしつもん』(筑摩書房)、『死ぬまでに行きたい海』(スイッチ・パブリッシング)など。

 

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偶偶放浪記
小指 (著)

岸本佐知子氏、都築響一氏推薦 漫画+エッセイの「旅の本」

寄居、いちょう団地、石岡、城ヶ島……有名な観光地でも“映え”スポットでもない、人々に忘れ去られそうな場所を「たまたま」訪れる愉しみ──
外出や旅行が憚られたコロナ禍の2020 年。漫画・エッセイ・絵画・音楽等多方面に活躍する著者は、どこにも行けないのならと家に籠り、わずかひと月の間に過去の旅の思い出を漫画と文章で甦らせ、『旅の本』という書名で自費出版、大きな反響を呼んだ。これを大幅に加筆・修正し、さらにPR誌「白水社の本棚」連載「偶偶放浪記」や書き下ろし四篇を加え、新たな旅の本としてまとめたのが本書である。
宿も食事も想定外、なぜか巻き込まれる奇怪なアクシデントの数々、時代に取り残され失われつつある光景、交錯する自らの記憶……笑いと哀感が入り交じり、読後はふらっとどこかへ行きたくなること必至の、珠玉の旅漫画+旅エッセイ集。
「私も小指さんの目と、耳と、鼻を借りて、今すぐ旅に出たい。近くて遠い、異界の入口をのぞいてみたい。しみじみと、最高です」 ──岸本佐知子
「どうでもいい町を歩く楽しみが、どうでもいい人生を楽しむ極意を教えてくれる」──都築響一

 
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