本のページ

SINCE 1991

ジェジュンさん、BTSのRMさんも愛読!韓国で27刷のロングセラー『あなたを応援する誰か』が刊行

辰巳出版は、ジェジュンさんやBTSのRMさんも愛読した韓国エッセイ、ソン・ミファさん著『あなたを応援する誰か』(訳:桑畑優香さん)を翻訳書レーベル(&books)より刊行しました。

 

多くの共感を呼んだ、毎日を懸命に生きるあなたへの応援歌

2013年に韓国で刊行され現在27刷となる本書は、2014年にアーティストのジェジュンさん、そしてBTSのRMさんが愛読したことで話題になり、2019年には韓国大手書店「教保文庫」にて「今年もっともプレゼント用に購入された本」のベスト3にも選ばれました。自分を癒し励ますために、そして自身が応援したい大切な人へ贈りたい書籍として、長く愛されている一冊です。

春の陽だまりのような暖かいイラストとエッセイは、生きていく中で夢に向かって奮闘するあなた、 人間関係でつらい時を過ごすあなた、愛に傷ついたあなたの心にそっと触れてくれるとともに、優しい言葉とイラストを通して休息を与えてくれます。

 

「心に絆創膏を貼りたい時に読みます」共感の声が続々

韓国では「心に絆創膏を貼りたい時に読みます」「わたしが応援している大切な人に贈りました」「心が温かくなり、癒される言葉でいっぱい」「大人だけど、落ち込んでも泣いても、怒っても、それでも大丈夫だと言ってくれているよう」など共感の声が続々。

自分を癒し励ますために、そして自身が応援したい大切な人へ贈りたい書籍として長く愛されている一冊が、待望の邦訳となりました。

 
(以下本文一部抜粋)

 
休止符1 いちばん大切なのは 自分を愛すること

自分の人生を顧みて、
「よくがんばった」と思うときがある。
世の中は厳しいけれど、
嫌な顔をせず、弱気にならないように
せいいっぱい生きている。

自分をいたわり、愛し、
大切にしながら生きても大丈夫。
もう少しわがままになっていい。

――<利己的でも大丈夫>より

 
休止符2 今を生きよ、あなたを応援する誰か

不幸と幸せはいつだって隣り合わせ。
だからきっと、このままでいい。

10代も20代も、そして30代になっても、
変わらぬ重さの悩みや
膨らむ責任を抱えながら生きている。
今この瞬間、あなたがそう感じるなら、
あなたの人生はなかなかすてきでかっこいい。

――<なかなかすてきな人生>より

 
休止符3 人は、自分が思うがままに存在する

ありもしない未来をおそれる必要はない。
明るい夢を抱けば、何かが生まれるはずだから。

それに、もし何かが起きても、
きっと乗り越えられるはずだから。

――<最初>より

 
休止符4 愛とは、与えるものなのか それとも与えられるものなのか

愛という感情を持つよりも
愛という心を分かち合った方が、もっといい。
感情はたびたび変化するかもしれないけれど
分かち合った心は、簡単には変わらないから。

――<感情と心の違い>より

 
休止符5 応答せよ、きらきら輝くたくさんの瞬間たち

人生は待つことの連続だ。
待つ時間は永遠のように感じるけれど、
ちいさな喜びを見つければ、笑顔で過ごせるようになる。
不安で焦ってばかりいるよりも、
ちいさなときめきをたくさん感じるほうがいい。

寒い冬が過ぎれば
暖かい春が訪れ、
雪がとければ花が咲く。
それぞれの人生も
かならず花開くはずだから。

――<休止符5 今年もかならず花は咲く>より

 

著者プロフィール

 
■ソン・ミファさん

画家。エッセイスト。1982年生まれ。美術学校に通いアートセラピーを学ぶ。他書に『わたしの不器用なやさしさがあなたに届きますように』『どんな日でも慰めは必要だから』(いずれも未邦訳)がある。

 
■訳:桑畑優香(くわはた・ゆか)さん

翻訳家、ライター。早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂、ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースス テーション」のディレクターを経てフリーに。多くの媒体に映画レビュー、K-POP アーティストのインタビ ューを寄稿。

『家にいるのに家に帰りたい』『それぞれのうしろ姿』(辰巳出版)、『BTS を読む』(柏書房)など訳書多数。

 

あなたを応援する誰か (&books)
ソン・ミファ (著), 桑畑 優香 (翻訳)

“誰もがみんな、ひとつずつ、あるいはいくつもの役割を果たしながら生きている。
でも、もしかすると多くの役割を
完ぺきにこなすために、すごく無理をしながら生きているのかも。
背伸びをしてこそ、ほめてもらえるのだと
誤解をしながら生きているのかも。
期待を背負う重圧に必死に耐えているのなら
もう荷を降ろしても大丈夫。
そんな無理をしなくても、じゅうぶんすてきな人だから”
“みんながどんなに完ぺきに見えたとしても
世の中に完ぺきな人なんていない。
ただ自分にはない何かを持っているだけ”
――本文より

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です