現役日本最高齢ピアニスト・室井摩耶子さんエッセイ『マヤコ一〇一歳 元気な心とからだを保つコツ』が刊行 100歳を過ぎても、自分らしく、心豊かに暮らす「マヤコ語録」
現役日本最高齢ピアニスト・室井摩耶子さんのエッセイ『マヤコ一〇一歳 元気な心とからだを保つコツ』が小学館より刊行されました。
「読むほどに長生きしたくなる」現役日本最高齢ピアニストの生き方
現役ピアニストとして活躍し、ひとり暮らしの日々を満喫するマヤコさんの周囲では、なぜか笑いが途絶えません。100歳を過ぎても、自分らしく、心豊かに暮らす「マヤコ語録」から元気と勇気が伝播するからです。
そんなマヤコさんの生き方や考え方をNHK総合『おはよう日本』、NHKEテレ『視点・論点』、テレビ朝日系『徹子の部屋』、朝日新聞、読売新聞など、コロナ禍以降、多くのマスメディアがこぞって紹介しています。
「長く生きてきたから偉い、なんてことはない」と、今まであえて語らなかったマヤコさんの本音とは? 本書では、健康長寿の秘訣はもちろんのこと、年を重ねても自分らしく豊かに生きる指針を仔細に綴っています。
≪「なぜ100歳を過ぎても元気なのか」
と、よく尋ねられるようになりました。
きっと「人の目」を気にしないことがいいのね。
ピアノを選んだのもわたし。
結婚せずにひとりでいるのもわたし。
眠くなったら「からだがノーって言ってる」とさっさと寝てしまうのがわたし。
相手にも頼りたくないし、求めない。
食べたいものを食べ、やりたいことをやる。
からだと心の自然に任せた生活で、人の言うことは聞きません(たまに医者の言うことも無視します)。
「老いては『子』に従え」と言いますが、「老いては『個』に従え」ではないかと。
わたしという「個」、わたしの「心とからだ」の声に従って生きてきたからこそ、年齢を重ねても、いつまでも幸せに生きられています。≫
(本書「はじめに」より)
<本書の内容(一部)>
◎100歳になって毎日が発見
◎10代のころの疑問に、100歳になってから出会う
◎君子嘘つきに近寄らず
◎遠くの親戚より近くの他人
◎「お肌がきれい」と言われることも
◎長生きのために肉を食べる
◎昔の和食は濃い味付けだった
◎ドイツでのロマンス
◎成長を見せ続けるのがプロ
◎親友の葬儀に行かなかった理由
◎歩くことが大好き
◎今日も鍵盤に手を置く
◎死ぬ場所は問わない
◎人生に終わりはない
……数々の老後の不安から解放してくれる、笑いと共感に満ち、ちょっぴり感動の愉快爽快エッセイです。
本書の構成
はじめに
1 老いて幸せ。楽しき日々
2 元気なからだの作り方
3 一〇一歳になってわかったこと
4 生涯現役を貫くために
5 終活はいらない
おわりに
著者プロフィール
著者の室井摩耶子(むろい・まやこ)さんは、大正10年4月18日生まれ、東京出身。6歳でピアノを始める。東京音楽学校(現・東京藝術大学)を首席で卒業後、同校研究科を修了。昭和20年1月に日本交響楽団(NHK交響楽団の前身)演奏会でソリストとしてデビュー。
昭和30年、映画『ここに泉あり』にピアニスト役(実名)で出演。昭和31年にモーツァルト「生誕200年記念祭」に日本代表としてウィーン(オーストリア)へ派遣され、同年、第1回ドイツ政府給費留学生としてベルリン音楽大学(ドイツ)に留学。以後、海外を拠点に13か国でリサイタルを開催、ドイツで「世界150人のピアニスト」に選ばれる。59歳のとき、演奏拠点を日本に移す。
CDに『ハイドンは面白い!』など。平成24年、新日鉄音楽賞特別賞を受賞。平成30年度文化庁長官表彰。令和3年、名誉都民に選定される。101歳のいまも活躍する現役の日本最高齢ピアニスト。
マヤコ一○一歳: 元気な心とからだを保つコツ 室井 摩耶子 (著) NHK総合『おはよう日本』、NHKEテレ『視点・論点』、テレビ朝日系『徹子の部屋』、朝日新聞、読売新聞など、コロナ禍以降、多くのマスメディアがこぞってマヤコさんの生き方や考え方を紹介しています。 100歳を過ぎても好きなことをやり続け、それでいて「ひとり暮らし」を満喫するマヤコさんの生き方には、健康長寿の秘訣はもちろんのこと、超高齢社会、人生100年時代を豊かに生きるためのヒントが、たくさんあるからだと思います。 大手メディアに出演した際には語りきれなかったこと、あえて語らなかったマヤコさんの本音が、本書には事細かに綴られています。 心とからだの衰えや介護、お金、仕事、生きがいなど、数々の老後の不安から解放されるのに役立つ一冊です! |
◆小山田浩子さん初の食エッセイ集『小さい午餐』が刊行 | 本のページ
◆光浦靖子さん〈カナダ留学〉エッセイ『ようやくカナダに行きまして』が刊行 | 本のページ
◆星野源さん『いのちの車窓から』続編が約7年半ぶりに刊行 | 本のページ
◆くどうれいんさん初の日記本『日記の練習』が刊行 | 本のページ