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『時間は存在しない』著者カルロ・ロヴェッリさん最新作『世界は「関係」でできている』が重版 翻訳者・冨永星さん特別寄稿をWebで公開

カルロ・ロヴェッリさん著『世界は「関係」でできている』

カルロ・ロヴェッリさん著『世界は「関係」でできている』

NHK出版は、世界で40か国以上で刊行されたベストセラーで第4回八重洲本大を受賞した『時間は存在しない』の著者カルロ・ロヴェッリさんの最新刊『世界は「関係」でできている』を10月29日に刊行しましたが、Amazonカテゴリランキング1位(※)など大きな反響を受け、販売即重版を決定しました。重版分は12月初旬より店頭に到着予定です。

※Amazon.co.jpでは量子物理学カテゴリ1位(10月29日-11月22日調べ)、理論物理学カテゴリでは前著とともに上位を維持(11月3日-16日調べ、1位・2位)。

 

発売後一月を待たずに、重版決定

前作『時間は存在しない』で、われわれの時間の概念が現代物理学によって次々と覆される様子を文学のような表現で生き生きと描き、7万部を超える反響を見せた物理学者、カルロ・ロヴェッリさん。

世界での累計著書発行部数が250万部を超える、世界的な人気を誇るそのロヴェッリさんの最新作『世界は「関係」でできている』がリアル・ネット双方の書店での売り上げを受け、この度重版が決定しました。

 
ロヴェッリさんは本書で、世界が「実体」から成るのではなく、「関係」にもとづいてできている、と主張します。そこから科学界最大の発見とされる量子論が世界の見方を変えていくことを説き、さらに「意識」や「心」とは何かという哲学的な問いへの答えをも導きだそうとします。難解で手に取りにくいとされる物理書を一般サイエンス好きの読者層にまで広める、ロヴェッリさんの新たな代表作となる注目作です。

 

翻訳者の冨永星さんによる特別寄稿「物理学の面白さをみんなのものに――ロヴェッリ新作への扉」を公開

この度の重版決定に合わせ、翻訳者の冨永星さんによる特別寄稿が「NHK出版 本がひらく」にて公開されています。

 
芸術作品や文学作品であれば、興味を持ちさえすれば誰でも楽しめる。別に、技法やら理論やら分析法を知らなくても、じかに作品の美しさや力強さ、面白さが伝わってくるのだ。ところが理論物理学には、「数式がわからない人間は門前払いを食らってしまう」とか「専門知識がないとちんぷんかんぷんで……」というイメージがつきまとってきた。だからこそ一流の物理学者たちが、自分が惚れ込んでいるものの素晴らしさをより多くの人にわかってもらおうと、さまざまなかたちで紹介を試みてきた。『世界は「関係」でできている』もまた、そのような著作の一つなのである。
(冨永星さんによる特別寄稿より抜粋)

★URL:https://nhkbook-hiraku.com/n/nc91dc2ca24b3

 

前著『時間は存在しない』が、2021年12月限定でKindle Unlimited対象作品に!

NHK出版では今回の重版に合わせ、より多くの方にカルロ・ロヴェッリさんの魅力を知ってもらうため、2021年12月限定で、前著『時間は存在しない』をKindle Unlimitedの対象作品にしました。

詩的かつ刺激に富んだ「ロヴェッリの世界」に、ぜひ触れてみてください。

★URL:https://amzn.to/3d1vPV7

 

世界は「関係」でできている: 美しくも過激な量子論
カルロ・ロヴェッリ (著), 冨永 星 (翻訳)

世界の本当の姿とは? 天才物理学者が”真実”を明かす

【推薦の言葉】
●物理に心を解放された。この世界は、僕が信じていたよりずっと自由なのかもしれない。――森田真生
●存在の織りなす華麗なるネットワーク。量子論的世界観の本質が、ここに語り尽くされる!――須藤靖
●直感に反するはちゃめちゃな量子物理学の世界に筋を通せる人がいるとしたら、それはカルロ・ロヴェッリだ。――「タイムズ」紙
●ロヴェッリは、”量子論の世界”やそれが”心”の理解にどう役立つのかという問題と、実に明快に渡り合っている。――アニル・アナンサスワーミー(科学ジャーナリスト)
●ロヴェッリの作品のどこが好きかといえば、常に“人々”に戻ってくるところだ――常に他者と関わり合い、この世界と働きかけ合っている人々に。この本には科学が息づいている。――ニール・ゲイマン(カーネギー賞作家)
●物理学はその詩人を得た。ロヴェッリは見事なまでに人間的で優しく、ウイットに富んだ案内人である。それは彼が科学者であると同じくらい哲学者で詩人だからだ。――ジョン・バンヴィル(ブッカー賞作家)

【内容紹介】
“ホーキングの再来”と評される天才物理学者が”真実”を明かす
イタリアで12万部を売り上げ、世界23か国で刊行予定の話題作!

科学界最大の発見であり、最大の謎とされる量子論。
はたして量子論の核心とは何か、
それはどんな新しい世界像をもたらしたのかを、
研ぎ澄まされた言葉で明快に綴る。

量子は私たちの直感に反した奇妙な振る舞いをする。
著者によれば、この量子現象を理解するためには、世界が実体ではなく、関係にもとづいて構成されていると考えなくてはならないという。
さらにこの考え方を踏まえれば、現実や意識の本質は何か、といった哲学的な問いにも手がかりが得られるのだ――。

深い洞察と詩情豊かな表現にいろどられ、私たちを“真実”をめぐる旅へといざなう興奮の書!

竹内薫氏の解説付き。
7万部突破の『時間は存在しない』著者の最新作!

時間は存在しない
カルロ・ロヴェッリ (著), 冨永 星 (翻訳)

◎イタリアで18万部発行、35か国で刊行決定の世界的ベストセラー
◎タイム誌の「ベスト10ノンフィクション」
各メディア絶賛
●「科学に関する一般書には古典とさえ呼べるようなものもあるが、本書にはその列に加えられるべき文学的な達成がある。」――福尾 匠(批評家)
「朝日新聞」の「売れてる本」(2019年11月16日付朝刊)

●難解なアイディアをどうしてこんなにもわかりやすくクリアに説けるのか。
驚きながら最後まで夢中になって読んだ。
時間についての「思い込み」を一つずつ解きほぐしていくプロセスは見事。――森田真生(独立研究者)

時間はいつでもどこでも同じように経過するわけではなく、過去から未来へと流れるわけでもない――。

“ホーキングの再来”と評される天才物理学者が、本書の前半で「物理学的に時間は存在しない」という驚くべき考察を展開する。
後半では、それにもかかわらず私たちはなぜ時間が存在するように感じるのかを、哲学や脳科学などの知見を援用して論じる。

詩情あふれる筆致で時間の本質を明らかにする、独創的かつエレガントな科学エッセイ。

 
【関連】
「物理学の面白さをみんなのものに――ロヴェッリ新作への扉」冨永 星(翻訳家)|本がひらく

 


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