ヤマザキマリさん毎日新聞連載「人生相談」が書籍化『ヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にして成らず』刊行 サイン本プレゼントキャンペーンも
漫画家、文筆家として活躍するヤマザキマリさんの毎日新聞の人気連載「人生相談」をまとめた書籍『ヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にして成らず』が毎日新聞出版より刊行されました。
予定調和が崩れた「今」を生き抜く力とは? 漫画家・文筆家ヤマザキマリさんの毎日新聞の人気連載「人生相談」が書籍化
本書は、毎日新聞の連載「人生相談」(2017年4月から2021年6月掲載分/現在も継続中)に掲載された100件の相談と回答に加筆、再構成したものです。
「わたしたちは疫病という事態と対峙したことで、人生に予定調和など無いということを思い知らされた。人間は怠惰な生き物だから、不必要な体験を避けた安定型の人生を求めてしまうが、現実はそう安直にはできていない」「悩みに翻弄されたくなければ、あらゆる悩みと向き合って自分を鍛えることしか方法はない」けれど「悩みを持つことは人間を知ることでもある」など、十代からイタリアに渡り、その後いくつもの職を経験、世界各地で暮らしてきた著者ならではの、力強く普遍的なメッセージが満載の一冊です。
【著者からのメッセージ】
「3年間に渡り回答者として担当してきたお悩み相談が一冊に纏まりました。
改めて読み直してみると、それぞれの悩み越しに面倒だけれど人間という生き物の味わい深さを痛感させられます。人間は厄介だからこそ、面白い!」
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『ヤマザキマリの人生談義
悩みは一日にして成らず』発売記念‼️
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※当選者にはDMでご連絡いたします#プレゼント企画 pic.twitter.com/uFVSvk50G8— 毎日新聞出版 (@mai_shuppan) November 4, 2021
本書の構成
1 悩みの根っこはどこにある?
モラハラの彼と別れられない/息子に負け組と言われショック/間違った結婚を解消したい/幸せな隣家を見るとつらい/一命とりとめた祖母が明るさ取り戻すには
2 あの人さえ変わってくれたら
何につけゆがんだ解釈をする母/上から目線・圧強めの同僚にストレス/ライバル視と詮索が面倒くさい!/協調性のない姉を変えたい/態度が悪い部下にイライラ
3 こんな毎日、耐えられない!
毎日の家事、やりたくない/昼間のテレビ番組に腹が立つ/義母と2人残った人生にストレス/「推し」の自死に夜も眠れず/正論つきつける夫が嫌い/双子の育児がつらい
4 自分の常識は他人の非常識!?
「好きでなくても結婚」すべきか/悪習廃止訴えるのは「変な人」?/高圧的な父に従い続けるべきか/性格違う義妹にもやもや/親と連絡取るのが苦痛
5 それでも気になる
「お前」と呼ぶ上司が許せない/上司の衣類のにおいがつらい/「ハゲ」をプラスに考えたい/宗教は心の支えになるのか/娘の婚約相手に不安/「娘の結婚、不安」が的中!
6 今日もやっぱり五里霧中
「教師の職から逃げた」私に後悔/両親に優しくできなかった自分が嫌い/大学3年生。将来が決められない/何もせず一日が過ぎる/夢の場所、格差にモヤモヤ
7 その一歩が踏み出せない
転職がうまくいかない30歳の息子/見え透いた涙に自己嫌悪/失敗が頭から離れない/これから先、独身で耐えられるか不安/報われない人生、つらい
8 揺れる思い。選ぶならどっち?
「好きでもないのに愛される」のは幸せか/恋をしたいけれど男性が怖い/大嫌いな母の余命わずかに/結婚10年。夫と趣味や価値観にずれ
著者プロフィール
著者のヤマザキマリさんは、1967年生まれ。東京都出身。漫画家・文筆家。東京造形大学客員教授。
1984年、17歳の時にイタリアに渡り、国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で油絵と美術史を専攻。エジプト、シリア、ポルトガル、アメリカを経て、現在はイタリアと日本に拠点を置く。
1997年漫画家デビュー。2010年、漫画『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞を受賞。平成27年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2017年にはイタリア共和国星勲章コメンダトーレを受章。
漫画作品に『オリンピア・キュクロス』『スティーブ・ジョブズ』『プリニウス』(とり・みきさんと共著)など。評論、エッセーに『ムスコ物語』『たちどまって考える』『パスタぎらい』『ヴィオラ母さん』など。
ヤマザキマリの人生談義 悩みは一日にしてならず ヤマザキ マリ (著) 日常の気がかりから人生の絶望まで |
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